コミュニケーション論

ネタがないのではない。観察力がないのだ。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

さて、本日は「守衛のおじさんに、挨拶しよう」というテーマでお話させていただきます。

えっとね、僕の会社には、入り口に守衛のおじさん(警備員さん?)守衛さんに統一しますね、で守衛さん会社の入り口に立ってるんですけども、毎朝、数千人の人が、会社に入っていく時に、守衛さんの前を通るんですね。

守衛さんは毎日同じ場所に立っていて、朝、会社に出社する人に挨拶をしてるんです。
ただね、出社する人で、守衛さんに挨拶を返す人ってほとんどいないんです。
守衛さんが挨拶をしてるのに、皆忙しそうに守衛さんがまるでそこにいないかのように通り過ぎて行くんです。

誰からも挨拶をされない中、守衛さんは変わらず挨拶を続けてるんですね。

で、この守衛さんに挨拶をする人と、しない人の差は何なのか?っていうと、これはね、「リスペクト」の差です。

守衛さんに挨拶する人は、一人ひとりにリスペクトを持ってるんです。
どんな仕事にも、かつそれが年上だろうとなかろうと、その人にしかない価値があるっていうことを信じてる人なんですね。
缶コーヒーのジョージアのCMが「世界は誰かの仕事でできている」ってコピーになってますけども、そういったことを普通に思えている人なんですね。
なので、行動の軸が「感謝」と「リスペクト」になっていると。

逆に、守衛さんに挨拶しない人っていうのは、得意先にはペコペコ挨拶はするけど、すぐに自分の損得と関係のない人に対してのアンテナが低くて、行動の軸が「損得」なんです。

で、行動の軸が損得なんですけど、結局その人って損をしてるんですね。

この守衛さんに挨拶をする人は、毎日するし、
挨拶しない人は毎日しないんです。

これって習慣なんです。
習慣の差は、本人の意識の外で出ちゃうんですね。

なので、品がない人がどんなにデート中にカッコつけようが、モテナイんです。これはもう習慣で、細かいところに出ちゃんですね。
モテる男の人は習慣的に女性より車道側歩けるんです。

たとえば、別の話でも、
電車でお年寄りに席を譲る人と譲らない人がいます。
これも習慣で、譲る人は毎回譲るし、譲らない人は毎回譲らないんです。

譲らない人は、電車の中でスマホをいじって、見て見ぬ振りをしますね。
それか、譲ろうか譲るまいか考えたり、相手は年齢的にお年寄りに入るのかどうか、とかをダラダラ考えて、譲るタイミングを失っています。

譲る人は、いちいちそんなことは考えていません。
反射的に体が動くのです。

エレベーターで自分が階数ボタンの前に立った時に、無言で開くボタンや閉めるボタンを押すことなら誰でもできますけど、入ってきた人に自然と「何回ですか?」と聞ける人は少ないんです。これも習慣です。

結局、本人がカッコつけてやろうとしてることって、何も差がつかなくて、無意識で習慣でやってることで差がつくし、そこに魅力を感じたりするんですね。

じゃ習慣を作るのは何か?ってことなんですけど、習慣を作るのは、行動です。

守衛さんに挨拶をしない人は、そもそも1回もしたことがないんです。
守衛さんに一回挨拶をすれば、その心地よさがわかって、それ意向、挨拶をしないのが気持ち悪くなるので、習慣になっていくんです。

慣性の法則と同じで、コミュニケーションは、最初の一回が一番負荷がかかるんですけど、一回滑り出せば、あとは力を入れずすーっと続いていけます。

じゃあ、あなたが明日やることは一つですね。
朝、守衛さんに挨拶をする、ですね。

というわけで、本日は「警備員さんに、挨拶しよう」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

本日は、「ネタがないのではない。観察力がないのだ。」というテーマでお話させていただきます。

今日の話は、自戒の意味を込めての内容なんですけども、
よく「収録のネタがない」っていうお話を聞くんですが、
まあ、ある程度投稿してから段々ネタがなくなっていく、っていうならわかりますけど、
たとえば一回投稿しただけで、それ以降ネタがないって言ってる人もたまにいて、
今日の放送は、放送するネタを考える上での参考になればと思っています。

まず、これはスタエフを例にお話しますけども、
収録には大きく2種類あると思っていて、
一つは、ナレッジ系。
これは誰かの役に立つ情報を配信する、っていう形のもので、
たとえば僕の収録もこれに入ると思うんですけど、
僕はコミュニケーションの話をしていますが、
他にもお金関連の話とか、健康の話とか、美容の話とか、いろんなジャンルの放送をしてる人がいますよね。

で、もう一つが、Vlog系と言われるもの。
いわゆるVoice logで、日記のような日々起きた出来事とか、感じたこととか、を声で配信する方ですね。

もちろん、分け方によっては、別の括り方もできますが、
まあ大きく分けて、このナレッジ系と、Vlog系の2種類かなと思います。

この時、ナレッジ系においても、Vlog系においても、
ネタがある人と、ない人で別れてくると思うんですけど、
じゃあこのネタがある人とない人の違いは何なのか、っていう話ですね。

まずナレッジ系についてですが、
これは、正直知識の量によるところがある程度大きいんじゃないかなと思います。
もちろん、仕事としてそういうことをしている人であれば、なおさら強いと。
ただですね、たとえ仕事であっても、
言えるノウハウって、10回とか20回出すと、ある程度出し尽くすはずなんですよね。
それ以上は、自分が主体的に学んだことじゃないと難しい気がします。

ここからが、ノウハウ系でもVlog系でも共通する話なんですが、
「ネタがない」って言ってる人の多くが、
大きな出来事とかイベントが起きたりとか、大きな学びがあって、
それをネタにする、って思ってると思うんです。

ただ、普通に生きていたら、そんな大きな出来事って別に起きないんです。
仮に起きたとして、それをパブリックに伝えても、一個人の話なんで、
正直「ふーん」で終わっちゃうんです。

別に、起きる出来事なんて、人によってそこまで大差なくて、
じゃ何が差を生むかっていうのが、タイトルでもある「観察力」です。

つまり、たいして大きな出来事が起きない日常に対して、
毎日の些細なことに対して、自分がどう思っているかとか、どう切り取るか、ってとこなんですね。

たとえば、この前、面白いな〜って思った人がいて、
スタエフ始めたばかりの人で、初LIVEって書いてあって、
アイコンもツッコミどころ満載だったので、LIVE聞いてみたんですね。

そんなに長居するつもりなかったんですけど、面白くて結局最後まで聞いちゃて、
何の話をしてたかっていうと、牛丼屋の話を1時間くらいずーっとしてたんです。

その人、若い女性の方だったんですけど、
牛丼屋チェーンの店員の態度の違いとか味の違いとかを、
いろんなものにたとえて、話してて、
普通男でもそんな語れないな〜と思って。

牛丼屋行くなんて、別に大きな出来事でもなんでもないと思うんですけど、
それを独自の視点から切り取って語ってるのが面白くて、
僕もすごい引き込まれちゃったんですよね。

結局、ネタっていうのは、出来事の大きさ云々じゃなくて、
目の前に起きている出来事を、自分がどう切り取るかでしかないと思うんですね。

じゃ僕の場合はどうかっていうと、
人との会話とかで、嬉しかったこととか、イラッとしたこととかにフォーカスして、
じゃ何でそういう感情が起きたんだろうっていうことを分析して、
そこを体系化しているわけなんです。

なので、ネタがなくて困っているって方は、
大きな出来事が起きるのを待つのではなくて、
日常のことを観察して、自分なりに感じたこととかを
切り取ってみるのはいかがでしょうか。

その切り取り方に、正しいとか間違ってるとかはないですし、
その切り取り方があなたの個性になるんじゃないかなーと思います。

というわけで、本日は、「ネタがないのではない。観察力がないのだ。」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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