上司・リーダー論

部下を売らずに「自分の責任です」と言えるのがリーダー

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部下を売らずに「自分の責任です」と言えるのがリーダー

おつかれさま。今日はどんな一日だった?

キミが若手だったら、得意先の前でミスが発覚した場合、キミの上司はどういう態度を取っているだろうか?
キミが部下を持つ上司だったら、得意先の前で部下がミスをした場合、どういう態度を取っているだろうか?

得意先との打ち合わせ時に自分たちのミスのせいで得意先から怒られる。

こんな時、得意先に部下が怒られていたら、上司はどうするべきだろうか?

上司が指示を出したなら、上司が「自分が指示しました」「自分の責任です」と謝罪しよう。

お客様との打ち合わせ前に、部下が「これどうしますか?」と上司に相談をして、上司が指示を出す。

上司の指示通りにやったことが裏目に出て、部下がお客様の前で怒られる。この時、以下の3パターンの上司がいる。

  1. 部下が怒られるのを黙って見てる
  2. 打ち合わせが終わった後、部下に「ごめんな」と謝る
  3. その場で「僕が指示を出しました」「僕の責任です」と代わりに謝罪する

1.部下が怒られるのを黙って見てる

これはもう論外だ。
しかし、現実にはこういう上司が多い。

「得意先に怒られたくない。」「得意先に嫌われたくない。」
そんな気持ちがそうさせるのだろう。
確かにその場では上司は怒られずに済むかも知れない。
しかし、そのツケはデカい。

部下は「売られた」と思うだろう。
部下はこの日のことを永遠に覚えている。
そして、この日の出来事を周りに話すだろう。
社内で上司のメンツは丸潰れだ。

相当人事評価が変な会社でない以上、もうこの上司は二度と出世もできないし、部下から慕われることもないだろう。

こんな上司が出世できる会社だったら、今すぐ辞めた方がいい。

2.打ち合わせが終わった後、部下に「ごめんな」と謝る

お客様と信頼関係ができていたり、そこまでの揉め事でなければ、部下はこの上司を「いい上司だ」と思うかもしれない。

もちろん、謝ってくれる分だけ、1.の上司よりはいいだろう。

ただ、ここで忘れてはいけないのが、打ち合わせの後で謝られても、打ち合わせに出ていた相手側の人たちは、「ミスの原因は部下にある」と思って誤解している、ということだ。

部下としては、「謝るなら打ち合わせのその場で謝ってよ」と思うだろう。
その場で言ってくれれば、自分のせいだとも思われず誤解を生まずに済んだからだ。

3.その場で「僕が指示を出しました」「僕の責任です」と代わりに謝罪する

きっとその場では一時的にお客様から上司は怒られることになるだろう。

しかし、自分を庇ってくれた部下からすると、きっと上司に対しての評価はうなぎ上りだ。
自分を庇ってくれたことを一生忘れない。

そして、上司がお客様から一時的に怒られたとしても、それは一時的で、おそらく長い間は覚えていない。
逆に部下を売ってしまうと、部下はそれを永遠に記憶し続けるから、損得の観点で言っても、ミスした時は上司が自ら責任を取るのが正しいんだ。

部下単独のミスでも、「自分の責任です」と言えるリーダーに、部下はついていく

これができるリーダーは強い。

これを言われると、相手がまともな相手であれば、もうこれ以上は言えなくなるからだ。

潔く謝罪をされると、もうツッコミどころがなくなるんだ。

人は言い訳などをするから、その言い訳に納得ができないから、どんどん詰められ・怒られる。

相手が言い訳で応戦もしてこずに、怒る方だけが一方的にしゃべり続けるというのは実は至難の技なんだ。
言い返す要素もないから「二度とするな」くらいしかもう言えなくなる。

ちゃんとした相手であれば、「こいつはデキる上司だ」「ちゃんとした上司だ」と思うだろう。

逆に、上司が自ら責任を取ろうとしているのに、ここぞとばかりに集中攻撃してくる客もただのバカだ。
そんな相手は決して偉くならないから、真剣に向き合う必要はない。

このように、上司が部下の前に出て盾になるか、部下の後ろに下がり部下を盾にするか、この差はとてつもなくデカい。

部下から慕われるのも、出世するのも、もちろん前者だ。

盾に隠れることは、自分を弱体化させる行為だ。誇りのない生き方だ。
矢面に立つは、自分を強くする行為だ。誇り高い生き方だ。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

ABOUT ME
ぶんぶん
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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