おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
すみません、3日前にレターをいただいていて、ありがとうございます。
そのレターの冒頭がですね、「そしてフリーさんだったんですね、失礼しました」って書いてあったんですけど、これどういう意味なんだろ?すみません、僕の理解が浅くて、
で、「凄くステキなチャンネルですね。わかりやすいし、内容も凄くいいし、声も素敵だし、楽しく聞いてます」というべた褒め、本当にありがとうございます。
内容は、自分でもいいと思ってるんですけど、
で声はね、現実世界だとあまり言われないので、すごくなんか照れちゃいますね。いや本当にありがとうございます。
せっかくこのように言っていただいているのでね、僕も飽きられないように、これからも精進していこうと思います。
さて、本題に戻りまして、本日は「部下を売らずに、“自分の責任です”と言えるのがリーダー」というテーマでお話させていただきます。
何がしかのトラブルがあって、上司と部下が一緒に得意先に謝りに行く場合を想像してほしいんですけど、実際はほとんどは部下のミスで、部下が得意先に怒られるとすると。
こういう場合、多くの上司は「悪いのは部下だから、自分は悪くない」っていうスタンスを取りがちなんですね。
たとえば、言葉で言うと、謝罪の場で「私は詳しいことは知りませんでした」とか「こいつをキツく叱っておきます」とか、こういう風に言っちゃうんですね。
で、これは、上司が自分が損をしたくないが為に責任転嫁をする例なんですけども、それって結局自分も損をするから辞めたほうがいいよ、っていう損得の観点でお話をしたいと思います。
で損をする理由なんですけども、この責任転嫁の行動自体、そもそも「自分が嫌われないための逃げ」ですよね。
でも結局これって嫌われるんですね。
嫌われない為にやっている行動が、結局嫌われる行動になっているので、辞めた方がいいよって話です。
ここで、重要なのは、「部下」と「得意先」両方に嫌われちゃうんです。
部下から嫌われるのは、なんとなくわかりますよね。
そりゃー部下からしてみると、「全部自分のせいにされて売られた」っ思ってしまう可能性が高いですよね。
で、なんで得意先からも嫌われるのか。
理由は一つで、「いや、それ責任者はお前だろ」って話なんですよ。
上司に責任がなかったら、上司じゃないんです。
あとはスタンスで言っても、部下のせいにして、「キツく叱っておきます」とかいうのって、急に自分が謝る側から、謎の第三者の視点になっちゃってるんですよ。「いやお前も謝る側の立場だろ」と。つまりこの上司は反省してないんです。だからまた同じこと起きちゃうんですね。
この時、上司が言うべきことは一択で、「全部自分の責任です」って言うことですね。
それが、たとえミスをしたのが全面的に部下であっても「私の監督不足でした」といえることですね。
で、クライアント側からすると、これ言われると、もうそれ以上何も言えなくなるんですね。
何も言えなくなる理由は、「潔さ」と「ツッコミどころのなさ」ですね。
怒られ続ける人の特徴っていうのは、言い訳をしちゃって、自分からツッコミどころを提供しちゃうから怒られ続けるんですね。
それを言い訳をまったくせずに「すべて自分の責任です」って言っちゃえば、ツッコミどころを提供しないので、相手はもう何も言えなくなるんです。「わかった、次から気をつけろ」くらいしか言えないんです。
あとは、潔さを感じさせられれば「このひとは責任というものを理解できてて、きちんとした人なんだな」って逆に信頼も上がるんですね。
もちろん、部下からすると、自分をかばってくれたっていう理由で、恩を感じるし、一石二鳥なんですね。
つまり、「自分の責任です」って被っちゃった方が、部下からも得意先からもも信頼を得られるので、オススメですよ。っていうお話でした。
で話をまとめると、ミスをやらかして、お客様に上司部下で怒られる時に、上司が部下を売ったり責任転嫁すると、部下からもお客さんからも嫌われるから辞めた方がいいよってことと、
逆に「自分の責任です」って背負えば、得意先からも部下からも信頼されるからオススメだよって話でした。
というわけで、本日は「部下を売らずに、“自分の責任です”と言えるのがリーダー」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。