おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
本日は、「返しは“一問二答”。YES/NOの後がコミュニケーション」というテーマでお話させていただきます。
昨日、会話の「返し」の話をさせていただいて、本日もちょっとその続きをお話できればと思います。
で、昨日は、「返しは即答」というお話をさせていただいて、これは、どちらかいうと「YES/NOでは応えられない系の質問に対する返し」だったんですけど、今日は「YES/NOで答えられる質問に対しての返し」って考えていただければと思います。
なので、YES/NOで答えられる質問なので、答えること自体も即答することも難しくないんですけども、だからこその注意点があるんですね。
たとえば、さっきちょうどあった会話なんですけど、
「今日はお休みなんですか?」って聞かれたとしますよね。
それに対して、「はい、休みです」とだけ答えると、ちゃんと質問には答えてるんですけども、会話は終わっちゃうんです。
それでまた質問した側が新しい質問を考えなきゃいけない。
つまり、YES/NOで答えられる質問に対しては、答える側は一問一答では不十分ってことなんです。
で、ここで受け手側、つまり返す側ができることは何かっていうと、
された質問に対して、一問一答で答えるんではなくて、一問二答するってことです。
最初の一問一答の「一答目」は、相手の質問にYES/NOで答えただけなので、その会話の場に、何も新しい情報を付け加えてないんですね。
ここで二答目を追加することで、会話のネタとなる新しい材料を相手に提供することができるんです。
なので、「今日はお休みなんですか?」に対して、
「はい、そうです」の後に、
「今日は天気良かったのでどこどこに行ったんですよ」とか、
「家でゴロゴロ映画見てたんですよ」とか、
「休みなんですけど仕事してました」とか、
そういう2答目を追加してあげると。
これだけで、会話の材料を相手に与えたことになるんです。
「ドコドコに行った」っていう2答目があれば、それに対して、相手から質問が来るかもしれないですし、
「家で映画の◯◯見た」って言えば、映画の会話になるかもしれないし、
「仕事してた」って言えば、仕事の話になるかもしれないと。
なので、答える側が、一問一答ではなくて、二答目をしてあげれば、質問した側としては次の材料をもらえるので凄く楽になるんです。
元々、質問した側は、会話を盛り上げようと思って、考えて質問してくれてるいるので、それに対して、回答する側がYES/NOだけ答えてたら、それってアンケート用紙に回答を記入してるだけのようなもので、回答する方がお客様意識になっちゃってるんです。
なので、回答する側も一緒に会話を作っていく意識を持たなきゃいけないってことです。
特に、普段の会話でも「自分が一問一答で止めてないか」とか、「実は会話を途切れさせてるのは自分なんじゃないか」っていう意識を持つようにした方がいいかなーと思います。
話をまとめると、YES/NOで答えられる質問をされた場合は、一問一答のYES/NOだけの回答だと会話が終わるので、一問二答してあげましょうと。
そうすれば、新しい情報を付加できるので、相手も助かって、会話が続きやすいですよ、っていうお話でした。
というわけで、本日は、「返しは“一問二答”。YES/NOの後がコミュニケーション」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。