おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
前回の放送で、「レターもらうのって嬉しいよね」みたいな話をしたんですが、
放送の後に早速レターをいただいて、内容は控えさせていただくんですが、ありがとうございました。
嬉しかったです。
でちょっとごめんなさい。
僕スタエフの収録を、最低でも週イチでは更新しようと思っていたんですが、
ついにですね、先週末に更新できずに2週間空いてしまって、
最近スタエフ自体あまり開けてなかったんですが、
一昨日かな、久しぶりにスタエフ開いて、ある方のLIVEを聞かせていただいて、
「よし収録あげよう」って気持ちになりました。
というわけでですね、
本日は「礼儀正しさに勝る攻撃力はない」というテーマでお話したいと思います。
実はこのタイトルはですね、
「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」
という本に出てくる一節なんですけど、今日は「礼儀」の話をしたいと思います。
最近、「父が娘に伝える投資の本」とか、
父親が自分の子供に語りかけるようなスタイルのビジネス本がけっこうあるんですけど、
すべてはこの本のオマージュだと思います。
それくらい読書好きの人には有名な本なので、もしご興味ある方はご覧になってみてください。
特に若手ビジネスマンにはおすすめです。
あと、「礼儀」でいうと、数年前に「礼儀正しさこそ最強の生存戦略である」っていう本がベストセラーになりましたが、僕この本は読んでないんですけど、
古くから言えば、今から2500年前に、「論語」の中で孔子が礼儀正しさの重要性を説いてるわけで、
それくらい「礼儀正しさの重要性」っていうのは普遍性があるってことですよね。
2500年前ですよ?
キリストが生まれる前ですからね。
「論語」にしても「孫子の兵法」にしても、中国の古典って今でも実践に活かせる普遍的な事が書いてあるので、本当にすごいな〜と思います。
で、話を戻して、
僕、よくカフェとかファミレスとかで作業することが多いんですけど、
ちょっと前にですね、近所のファミレスに行った時の話で、
僕がお店に入る直前に、中学生2人組が入っていって、その直後に僕がお店に入ったんですね。
中学生が入るって時点でいわゆる大衆のファミレスなんですけど。
でファミレスって、順番待ちの時に、入り口に名前を書くやつあるじゃないですか。
僕が名前書いた時に、前の中学生二人が名前を書くの忘れたのか、僕の後に名前を書いたんですね。
で、そうすると、僕よりも中学生が先にお店に入ったのに、僕の方が先に呼ばれちゃうじゃないですか。
なので、中学生が名前書いた後に、僕がもう一度紙に、順番逆だよって意味の矢印を入れたんですね。
で、店員がその紙を見た時に、「どちらが先ですか?」って聞いてきて、僕が「この二人です」って言った時に、その二人が、僕に対して深々と御礼をして「ありがとうございます」って言ったんですね。
それ見て、「よくできた子だな〜」と思いました。
こういう子を応援したくなるんですよね。
よく考えると、仕事でも若手で愛される人って、礼儀ができてるか否かなんですよね。
挨拶がちゃんとできるとか、報連相がちゃんとできるとか、気配りが行き届いているとか、
頭がキレるかどうかってほぼ無関係だったりすると。
仕事で信頼されない人って、頭の良い悪いではなくて、無礼なんですよね。
この無礼っていうのは、言葉が汚いとか、キレるとかそういうことだけではなくて、
約束を破るとか、自分を守るための小さな嘘をつく、とか、そういうのだったりします。
あとは、これは皆さんも経験あるかもしれないんですけども、
「誰と仕事をするか」っていうのを選ぶ時、最終的には「人」で選ぶところが多分にあると思うんですね。
じゃなぜその人を選ぶかとっていうと、もちろん技術的な部分もあるかとは思いますけど、
やっぱり人として信頼できるかどうか、っていう所だと思うんです。
で、その信頼を成り立たせるのが礼儀ですよね。
なので、仕事を取れる取れないっていうのも
人からの応援をもらえるかどうかっていうのも、
最終的なキーとなるのは礼儀正しさになるので、
礼儀正しさっていうのは、ただのマナー云々ということだけではなくて、
人をオトす武器になるんだよっていうお話でした。
というわけで、本日は「礼儀正しさに勝る攻撃力はない」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。