普段仕事をする上でさまざまな人と関わると思う。
直属の上司、さらにその上の上司、同僚、他部署の人、取引先クライアント、などなど…。
その中でキミにとって一番大事な相手は、言うまでもなく「直属の上司」だ。
もしその認識を持っていなかったら、この瞬間から頭に焼き付けて覚えておいてほしい。
キミが仕事をする上で一番重要なことは、直属の上司に認められることである。
逆に「直属の上司に認められない」ということは、キミの日々の行動は間違っているということになる。
直属の上司はキミと同じチームに属していて、キミより上の立場であるはずだ。
キミと上司が在籍するチームは会社の中である特定の任務が与えられている。
キミの任務はそのチーム内において上司が望む行動を実践し、チームに貢献することだ。
もしその中でキミが上司から認められない場合、上司が期待する行動をキミが取っていないということになる。
いくらキミが正しいと思って行動していても、それがキミの上司が求めないものであれば全く意味のないものなんだ。
また、キミの会社内の人事は直属の上司がほぼ握っている。
上司に嫌われて他部署に飛ばされる可能性もある。
こういうことを言うと、
「上司にゴマをするみたいでかっこ悪い」
「僕は僕が正しいと思っていることを実行にうつしたい」
などのような寝言をいう輩が出てきそうで怖い。
第一、上司一人の機嫌さえ取れない奴が、仕事の世界で生きていけるわけなんてないんだ。
人が関わらない仕事なんてないし、仕事とは人の期待に応えていくことなんだ。
誰の目も気にせず、完全にGoing My Wayで仕事などしていたら孤立して終了である。
直属の上司に認められれば、上司はキミのことをクライアントや他部署の人など、いろんな人に紹介したりして「キミを売ってくれる」ようになる。
その逆も然りだ。
上司はキミの広告塔なんだ。
会社という組織に属している以上、キミは上司にとってのコマなんだ。
属している部署や上司にとって、有益となる行動をしなくてはならない。