おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
本日は、「男性諸君!女性の相談に助言するな。ただ共感すればいい。」というテーマでお話させていただきます。
これはね〜、もう声を大にして、言いたいです。
たとえば、女性が男性に対して、何か、悩みごととか相談をした時に、それを聞いた瞬間に、男は「待ってました」とばかりに、もうアドバイスアドバイスの連続ですよ。
もうね、男ってね、アドバイスしたがる生き物なんですね。
で、結論から言うと、男の人は、女性の相談にアドバイスしないでください。
これはもう、結論です。
「とは言え、アドバイスしてあげた方がいいこともあるんじゃないの?」って思う人もいるかもしれないんですが、残念ながら「ないです」。(笑)
女性が相談をもちかけたっていうのは、別にアドバイスが欲しいわけじゃなくて、ただただ、今の心の中のモヤモヤを聞いてほしいんですね。
自分の頭の中とか心の中を吐き出して、スッキリしたいんです。
そこに、変に男性のアドバイスが入ると、頭が混乱しちゃうんですね。
唯一、アドバイスしても良いとしたら、女性側から、「どうしたら良いと思う?」と聞かれた時だけですね。おそらくあまりないと思いますけど。
基本的に、男性と女性でコミュニケーションの脳ってけっこう違っていて、男性は問題解決脳で、女性は共感脳って呼ばれたりするんですけど、アドバイスなんて問題解決脳そのもので、それをプライベートの場面で女性にしてはダメってことですね。
で、女性がする相談の例としては、たとえば、「最近仕事がうまく行かなくて〜」とか、「彼氏と喧嘩して〜」とかですかね。
もっといろんなシチュエーションがあるかと思うんですけども、すぐ思いついたのがこの2つだったので、ちょっとこの2つを例にとってお話すると、
まず一つ目の「仕事がうまく行かなくて」っていう相談の場合、
これなんて、男からしたら、「待ってました」とばかりに、自分の知識をマシンガンのように浴びせてくわけですよ。
「もっと上司にこう話してみたら?」とか
「人事に相談してみたら?」とか、
多くの場合、背景もろくにヒアリングもせずにね、状況の一部だけを聞いて、こうした方がいいとか、ああした方がいいとか。
で、そのアドバイスの多くが、相手の女性に新しい行動をさせるってという、相手に余計な行動の負荷を与えるものなんですね。
かつ、どんなアドバイスであれ、結局は「今の状況を変えろ」って言ってるわけなので、相手の今の状況を否定しちゃってるんです。
大切なのは、否定するんじゃなくて、肯定してあげることで、
今の辛い状況で踏ん張ってることをただ肯定してあげると。
「大変だね」とか「よくがんばってるね」とか、そういったねぎらいの言葉をかけつつ、相手が掃き出す言葉をただただ聞くだけでいいんです。
女性からしてみたら、今の大変な状況を聞いてほしくて、共感してほしくて声をかけたのに、あーしろこーしろって言われると、
「あーもうこの人に相談しなきゃよかった」
って思われて、もう二度と相談されなくなりますね(笑)
で、2つめの「彼氏と喧嘩してて」の例なんですけど、
これも基本的には同じで、ただただ、聞けばいいと。
これもね、「彼氏がこんな感じで、ひどくない??」みたいに、彼氏の悪口を含めて言ってくるわけですよね。
で、ここでやりがちなミスが、
「その彼、ひどくない?」とか、「そんな彼氏だったら、別れたら?」みたいに、彼氏の悪口を言っちゃうことです。
でも、その女性も、彼氏の悪口を言いながら付き合ってるわけですよね。
それでその彼氏を否定するのは、その彼氏を選んでいる彼女の判断力を否定することにもなっちゃうので、女性からすると、あなたに「別れた方がいいよ」とか言われると、「何を知ってるの」とか思っちゃうわけですね。
で、今、2つの例をあげましたけども、
今日は僕のブラックな部分も出すと、
「共感すればいい」っていうのは、別に心は共感してなくていいんです。
とりあえず、表面上だけ共感して、うんうん頷いて、「わかるよ」「大変だね」「頑張ったね」って言ってあげればいいんです。
なぜなら、それを相手が求めているからです。
助言をする人の方が、相手のことを考えて、よかれと思ってやってるいい人だと思うんですけど、でも、肝心の相手がそれを求めてないから要らないんです。
相手が求めてるのは、話を聞いて、共感してくれる相手なんですね。
これを下手に助言しようってものなら、下手したら、飼ってるペットとかぬいぐるみの方が聞き役として上手いんですよ。
話をまとめると、女性から、悩みや相談をされた時は、アドバイスするっていうのは完全に余計なお世話であって、ただただ話を聞いて頷いてあげるのが、相手の頭の整理にもなるので一番いいよっていうお話でした。
というわけで、本日は「男性諸君!女性の相談に助言するな。ただ共感すればいい。」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
Freeでした。