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死にたい時に効く“ALIVE”

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どうも、とある広告マンfreeです。

本日はですね、「ALIVE」の話をしたいと思います

ミスチル好きのみなさんであれば、もちろん知っている曲だと思うんですけども、僕がこの曲を初めて聞いたのは、アルバムの「BOLERO」が発売された時ですね。

まず、この「BOLERO」が、当時、度肝を抜かれたの覚えてますね。
当時、深海に収録されなかった、「Tomorrow never knows」とか「シーソーゲーム」とか「es」とかのヒット曲も収録されてるし、あとアルバム曲も全部シングル並のクオリティがあるんですよね。

僕、正直言うと、それまではスピッツが一番好きだったんですけど、この「BOLERO」で一気にミスチルファンになりましたね。
で、そのBOLEROの中でも「ALIVE」は当時から際立ってたのを覚えてます。

その当時の感想は「カッコいい曲」だな〜とか、「これシングルレベルじゃね?」みたいな、どちらかというとメロディだけで好きで、歌詞なんて考えてないですから、「OVER」と双璧をなすアルバム曲が出てきたなって印象でしたね。

で、実際に、この「ALIVE」が僕を救ってくれたのは、それからずっと後の15年後とかなんですよね。

当時20代後半だったんですけど、付き合ってた人に振られたばっかりで、仕事もうまく行ってなくて、毎日、死んだように生きてたんですよね。
生きている全ての時間が苦痛で、生きている意味すら見失いそうになってて、今思うとね、「暇だったのかな」(笑)とかね、割と俯瞰して考えられますけど、当時はただただ生きてることが辛かったんですよね。

その時に、この「ALIVE」を聞いてて、
「別に幸せじゃなくても、いいことがなくても、とりあえず生きるか」って、思わせてくれたんですね。

ちなみに、余談ですけど、その時の僕のバイブルが、このミスチルの「ALIVE」と、あとは本なんですけど、「夜と霧」で有名なヴィクトールフランクルの「それでも人生にYESと言う」という本があるんですけど、この2つで生き延びました。
もし、ご興味ある方は読んでみてください。

でALIVEの話に戻します。

一番のサビが、
「夢はなくとも 希望はなくとも 目の前の遥かな道を」
「やがて何処かで 光は射すだろう」

夢や希望を持てなくても、人生っていう遥かな道を歩いていこうっていうね、
「やがて何処かで光は射すだろう」
これも、すぐ光は射すとは言ってないんですよね。
すぐ光は射すって言われると、「まだかまだか」って思っちゃいますけど、「やがてどこかで光は射す」って言われると、「まー焦らず待つか」って思えると。

本当に辛い時って、夢や希望が、本当に消えたわけじゃなくて、
長いトンネルに入って一時的に見えなくなってるだけなんですよね。
でも、そのトンネルを抜ければ、いつか光が見えると。
とりあえず焦らず歩いて行こうってことですよね。

2番のサビが、
「意味はなくとも 歩は遅くとも 残されたわずかな時を」
「やがて荒野に 花は咲くだろう」

辛いときって、自分のやってることが、意味ないような気がしたりとか、自分って本当歩みが遅いよな〜とか思っちゃうんですけど、それでもいいんだよって言ってくれてますよね。

3番のサビが、
「報いはなくとも 救いはなくとも 荒れ果てた険しい道を」
「いつかポッカリ 答えが出るかも」

これも、2番のサビと似てるんですけど、
人って、やっぱり自分が行動したことの結果を求めてしまうと思うと思うんですけど、「別に報いなんてなくてもいいんだ。救いがなくても、人生という、荒れ果てた険しい道を歩いていくことに意味があるんだ。」と。そうすれば「いつかぽっかり答えがでるかもよ」ということで、
結果を出すより、とりあえずは生きていこう、って思わせてくれる歌詞ですよね。

この、ALIVEなんですけど、昨日ミスチル部のLIVEに来てくれたおもちさんともお話してたんですけど、「未完」のLIVEでの演出がすごくいいんですよね。

桜井さんが、動く歩道(歩くエスカレーター)の上で、歩きながら歌ってるんですけど、動く歩道が逆流してる中で歩いているので、歩いても、端から見ると移動はしてないんです。
で、最後のサビで、逆流の動く歩道から出て、前に歩いてきて、歌うと。
で、それまでずっと白黒の照明だったのが、最後のサビになって、カラーになって、初めて桜井さんにスポットライトが当たるんです。

これは、僕の解釈ですけど、
「今は歩いても歩いても、前に進んでないかもしれない」と。
「世界も真っ暗に見えるかもしれない」と。
でも、生きてさえいれば、歩みを止めなければ、いつか、ちゃんと前に進んで、スポットライトが当たるときがくるんだよ。世界が色づいて見えるんだよ。っていうメッセージなんじゃないかと感じました。

最後にですね。このALIVEの2番のメロの歌詞で
「迷いや悩みなど 一生消えぬものと思えたなら ボクらはスーパーマン」
って歌詞があって、これ昔は僕、意味がわからなかったんです。
一生消えないならダメじゃんて。スーパーマンじゃないじゃん。って。

でもね、大人になってからこの歌詞の意味に気づいて、
「迷いや悩みって、どんなに大人になって成長しても、絶対に発生するもので、そのことに気づけたら、悩みがあることが前提で、一緒に生きていけるっていう、どこか人生を達観して見れるようになれる。
それがスーパーマンってことなんだって思いました。

なので、「むしろ、迷いや悩みがあるから、人生なんだ」って思って生きていければなな〜と思っています。

というわけで、本日は、「ALIVE」の話をさせていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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