仕事論

新人よ、メモを取れ。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

キミが新人なら、会社に入って経験することは、何もかもが新しいことで度肝を抜くことになるだろう。

慣れないことばかりできっとストレスもいっぱいだと思う。

新しいことばかりで、覚えなければいけないことも多いと思う。

今日は、そんな中でのメモの重要性を話したいと思う。

もちろんメモはいたる場面で必要だが、メモが必須となる最初の大きな関門を2つある。

①社内システムの使い方を覚えなければいけない

会社に入ると、今まで使ったことのない様々なシステムを使うようになる。

勤怠システム、経費精算システム、売上管理システム、請求システム、etc…

キミが初めてそれらを使う時、きっとワケがわからず、先輩にやり方を聞くことになると思う。

その時、かならずメモを取りながら聞こう。

もしメモを取らなかった場合、キミは次自分一人で最初から最後まで誰にも聞かずにできるだろうか?

もしできずに同じ先輩に聞いたら最後。「同じ説明を二度させるな」と叱責されるだろう。

最初にキミがやり方をメモしていれば、そのメモがキミのマニュアルとなる。次からはそのマニュアルを見ながら、キミは一人で処理できるだろう。

②打ち合わせに出ることが多くなる

もう一つ、社会人になって変わるのは、「打ち合わせ」が多くなることだ。

社外の人との打ち合わせ、社内の人との打ち合わせ…。

きっとキミの知らない言葉が多く飛び交うことだろう。

1時間の打ち合わせでも、いろんな話がでて、話題も行ったり来たりして、打ち合わせが終わる頃には、何の話をしていたのか、わけがわからなくなってしまうだろう。

キミはその打ち合わせの途中は、その流れについていけなかったかもしれない。

流れに合わせて自分の意見を言うなんてもっての他だろう。

けどメモを取っていれば、あとからその打ち合わせの内容を理解できる。

メモを議事録にすれば、さらに頭が整理されるだろう。

(+α)目の前の相手に誠意が伝わる。

そして、メモのそれ以外の効用としては、メモを取ることで目の前の相手を安心させることができる、ということだ。

メモは目の前の相手への誠意とも言える。

新人のときほど、キミは周りから特別何かができるなんて期待されていない。

それよりも、ちゃんと目の前のことに向き合おうとしている姿勢が見られるんだ。

メモを取らないということは、「私はあなたの発言に興味がありません。」というメッセージになる。

メモを取ることは、「私はあなたの発言を理解したい。覚えたい。」というメッセージになる。

営業先のクライアントからその場で出された宿題も、その場でメモを取る姿を見せないと、「コイツ大丈夫か?」と心配されるだろう。

メモを取ることは、仕事を覚える上でも、周りからの信頼を集める上でも、マストのことだ。

キミは学校の授業では先生の板書をノートに書いたんじゃないかな?

キミはノートを取らずにテストに臨めただろうか?

ビジネス社会では誰も板書なんてしてくれない。

キミの目の前で繰り広げられる会話が、キミの目の前に起きている出来事が、テストの内容なんだ。

その一つ一つを、メモを取り、キミ自身が答えを考えて行かなければ行けないんだ。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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