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持論よりストーリーを話そう。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

というわけで、本日は「持論よりストーリーを話そう。」というテーマでお話させていただきます。

持論っていうのは、たとえば
「男女の友情は存在しない」とか
「営業はゴルフをやるべきだ」みたいに、
その人なりの世の中の方程式みたいことを言う人のことで、
こういう持論って、聞いてる方はあまりおもしろくないですよね。

持論がなんで面白くないかっていうと、理由は2つあると思っていて、
一つは、概ね極端というか、
別に真理でもなんでもないことを、あたかも世の中の真理みたいに言うことで、
その人の視野の狭さみたいなものを感じてしまうっていうことと、
もう一つは、持論を言われてしまうと、聞いてる側は、その持論に対して、
「そう思う」もしくは「そう思わない」の二択しか考えられなくて、
会話としての楽しみがないんですよね。

たとえば、「男女の友情が存在しない」っていう話であれば、
その持論ではなくて、そう思ったキッカケの
その人の失敗談とか、リアルな経験の方が面白いじゃないですか。

持論を言う人に限って、リアルな体験が少なくて、
その数少ないリアルな体験をあたかも普遍性があるように話してしまうところに、
ちょっと視野の狭さを感じてしまうんですよね。

やっぱり、論よりも、その人のストーリーのほうが、
その人ならではのオリジナリティがあって価値があると。

ここからは、僕の思い出話なんですけど、
僕がまだ新人だった頃の話で、
確か、仕事でトラブって、深夜まで残業をしていてですね、
それを見た当時同じ部署のオジさん2人が、僕を心配してくださったのか、
「これからちょっと飲み行くか」って僕を誘ってくれたんです。

で、そのお心遣いはとても嬉しいんですが、
時間がですね、もう電車がなくなってる時間で、もう僕もクタクタで、
正直、特別好きな人じゃない限り、会社の人との飲みって、逆に疲れ溜まるじゃないですか。(笑)
なので、正直もう帰って寝たかったんですけど、しょうがなく飲みに行ってですね、
結果、案の定、オジさん2人の話を僕が聞き役に回るっていう構図ができあがったんです。
「もうこれ何の時間?」って感じだったんですけど、(笑)

具体的にどんなことを話したかは覚えてないんですけど、
一つだけ覚えてることがあって、
そのオジさんの1人が、飲みながらの会話の中で、
「女の話は、聞くことが大事なんだ」って持論を真剣に言ったんです。

「今更」?って感じで、
逆に今までよくやってこれたなって、若輩者ながら思ったんですけど、
しかも「聞くことが大事だ」っていう持論を、僕が聞き続けるっていう、
コントみたいな状況でしたね。

こういう持論が達者になると、オヤジまっしぐらになるので気をつけてください。

話をまとめると、
持論を話されても聞いてる方は面白くないので、
自分の体験とかストーリーを話すほうが、価値があるし共感もしてもらえるよ、っていうお話でした。

というわけで、本日は、「持論よりストーリーを話そう。」という持論を、ストーリー付きでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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