打ち合わせ中、その場でもっとも集中していないのは誰だかは相場が決まっている。
その場でもっとも仕事ができない若手の青二才が、一番集中していないものだ。
そんな奴に限って内職をしたりしている。
当たり前だが、内職してる奴ほど打ち合わせで何が話されているかの内容を理解していない。
だから急に意見を聞かれたら、何も答えられない。
思えば、僕がNTTドコモに出向していた時、その時の上司は打ち合わせ中によく若手に「キミはどう思う?」って聞いてたものだ。
あれにはドキっとし、緊張感を保たずにはいられなかった。
いつでも打ち合わせに集中して、かつ自分自身の考えも持たないといけなかった。
打ち合わせで発言しないやつは、会議に参加する価値なし、と言われているようなものだった。
打ち合わせに集中し、自分の意見を持つということは、「仕事を自分ゴト化」することでもある。
打ち合わせをするということは、何かしら部署が抱えている課題に対しての話し合いをしている。
その課題が自分の仕事と関係ないはずがない。
内職するやつに限って、打ち合わせに出ている課題を自分ゴト化せずに、自分のタスクだけを見ている。
だから、周りの話を聞いてないことがほとんどだ。
打ち合わせに集中しろ。
内職してもよいのは、内職しながら打ち合わせの内容も理解できる、めちゃ忙しいベテラン社員のみだ。
打ち合わせに集中してない奴ほど、周りに気が使えない奴ばっかりだ。
ここには相関関係がある。
打ち合わせの内容に集中し、その内容に対して自分の意見を持つことで、キミの視点はキミ個人だけから、チームへの視点へ広がっていくんだ。
これができないうちはまだまだお子ちゃま社会人だ。
打ち合わせに集中することで、周りが見えてくる。そこでキミも一段レベルアップすることができるんだ。