おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
まずですね、画像を見てほしいんですけども、
これ七夕の日の話で、もう過ぎてるので賞味期限切れの話ではあるんですが、
七夕の日にですね、家の近くの電柱に貼ってあった短冊なんです。
「みんなが幸せになれますように」って書いてあって、
思わずパシャっと撮っちゃったんですけど、これ見ただけで幸せな気分になれません?(笑)
これ、小学校のすぐそばの電柱なので、そこの生徒が書いたものだと思うんですけども、
名前も書いてあったので、プライバシーの為に消させてもらってますけども、
この子自体はみんなが幸せになりますようにって周りのことを思ってますけど、
逆にこの子にめいいっぱい幸せになってほしいって、応援したくなっちゃいますよね。
というわけで、今日はですね「応援される人。されない人。」というテーマでお話したいと思います。
僕、この短冊を見たときに、この子を応援したくなったと共に、
応援したくなる人って共通点があるよねって思って、
それが「利他的なマインドを持ってる人」ですね。
「利他的」の利他っていうのは、利益の利に他人の他と書いて、周りのメリットを考えるってことで、利己的の反対ですね。
もちろんこの「利他的」以外にも応援される要素っていうのはあるとは思いますけども、
今日はこの「利他的」っていうのに話を絞ってお話をしたいと思います。
今小学生の例を上げましたが、
これは実社会に出てからも全く同じで、
例えば仕事の上司部下の関係においても言えることで、
もちろん上司として、「一人ひとりの部下のいいところを見つける」っていうのは上司の大事な役目だと思うんですけども、
上司も人間なので、やっぱり応援したくなる人と、そうでない人っていうのは出てきてしまうものなんですよね。
応援したくなる人っていうのが、この「利他的なマインド」を持ってるか持ってないかで、
やっぱり周りのことを考えて動ける部下は、絶対に応援したくなるし、
いろいろ教えてあげようとか、成長してほしい、って思うようになると。
その反対で、自分のことしか考えてない部下っていうのは、あまり応援したいとは思えない。
自分のことしか考えてない人は、けっこう本人も認識ない場合も多くて、
被害者意識が強いと言うか、
僕こういう人を「クレクレ思考」とか呼んでるんですけど、
たとえば、上司とか周りの人間が、自分に対してしてくれないことばかりを文句言って、
逆に自分が周りに何を与えているかっていうのを全く考えてない人のことですね。
あとは、みんな花形っぽい仕事にあこがれて、雑用とか、あとは泥臭い仕事をする部署とかの仕事はみんな避けがちなんですけど、
そういう誰もやりたがらない仕事を率先してやる人っていうのは、
必ず上は見ていて、逆にそういう人のことを応援したくなって、結局そういう人にいい仕事を回ってくると。
これもある意味、誰もがやりたくないことを率先するっていう「利他性」ですよね。
その他にも、たとえば、起業家と呼ばれる人たちが、その起業資金を集めるために、
金融機関とかベンチャーキャピタルとかに事業プランみたいなものをプレゼンしたりするんですけども、
そのときにまず間違いなくポイントになるのが、
自分がこうなりたいっていう利己的な思いではなくて、
それが社会を良くするっていう社会的意義があるかないかで、
出資者の気持ちがかなり変わったりすると。
つまり、利他的なマインドを持っている人は、
周りが協力してくれて、どんどんプラスのループになるし、
逆に、「なんで私ばっかり」みたいなことを言ったりとか、
周りに何かを与えることではなくて、自分に与えられることばっかり考える利己的な人は、
周りから疎まれるし、応援もされなくなるので、自らチャンスをなくしてしまうことになると。
なので、話をまとめるとですが、応援されたいって思う人は、
「応援してほしい」っていうアピールをするのではなくて、
周りの役に立とうって思って利他的に行動していれば、
自分の信頼残高が高まって、自然と応援されるよ、っていうお話でした。
というわけで、本日は「応援される人。されない人。」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。