コミュニケーション論

失敗して落ち込んでる人には「いい経験したね」と言ってあげよう。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、現役広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

えー昨日の配信でですね、「会話をクイズ形式にすると、オヤジ化する」っていう話をしたんですけど、まさかなんですけど、自分の投稿のタイトルがクイズ形式になっていることに先ほど気づきました。
この場を借りてお詫び申し上げます。(笑)

さて、本日はですね、「失敗して落ち込んでる人には、“◯◯したね”と言ってあげよう」というテーマでお話させていただきます。

で本題に戻りまして、失敗して落ち込んでる人に対してって、どういう言葉をかければいいかって難しいですよね。
下手したら、更に傷口を広げることになるかもしれないですし。

で、今日はですね、関係性によって100%万能ではないんですけど、一つそういう時に使える言葉をご紹介しようと思っていて、それは「いい経験したね」ですね。

ただ、関係性によっては、ちょっと上からに聞こえる場合もあると思うので、言葉尻には注意が必要なんですけど、考え方として2つあって、
・その失敗の出来事の意味づけを変えてあげること
・それによって気持ち的に前を向けるようにすること
この2つですね。

失敗したその出来事自体は、もう変えられないじゃないですか。
ただ、その意味合いっていうのは変えられますよね。
それは本人の捉え方次第なんで。

で、命に関わることは別ですけど、基本的には自分に起きる出来事って、それ自体には“良い”も“悪い”もなくて、ただそれが起きていて、そのことに対して、“良いこと”だとか“悪いこと”だとか評価をしてるのって、自分なんですよね。

失敗した本人が目の前の失敗で視野がいっぱいになっちゃっているのを、もう少し視野を広くして、その出来事に対する捉え方を変えてあげると。

僕たまにオセロの法則とか言ったりするんですけど、
オセロって黒が来ても、その後白をおいたら黒も白にひっくり返りますよね。だから一時的な黒って、最終的に白が増えることの布石でしかないと。
失敗が黒だと考えると、黒が意味なかったかと言うと、まったくそんなことはなくて、むしろ黒がないと白が増えないんですね。

今日スラムダンクが映画化するってニュース出てましたけど、僕スラムダンクで好きなセリフがあって、最後の湘北対山王戦で、圧倒的な王者である山王工業に、主人公チームである湘北が勝つんですけど、試合後に相手チームの山王工業の監督が負けて落ち込んでいる選手達に対して「負けたことがある。それがいつか大きな財産になる」って言うんですね。
選手たちにとって、これ以上の言葉ないですよね。
これも、負けた、という事実に対しての意味づけを言葉で変えてあげてるんですよね。

で、ここまで、失敗して落ち込んでいる人に対して、失敗の「意味づけを変える」「前を向けるようにしてあげる」っていう話をしましたが、これが通じない例外が一つあります。

それが、失恋ですね。
失恋で傷心してる人に対しては、「時間が解決する」とか「いい勉強した」とか言っても、基本何も耳に入りません。

そんなことは百も承知で、でも今ツライんです。恋愛だけは理屈で割り切れないんです。
そういう時は、「ただただ一緒にいてあげる」「何も言わずに一緒にいてあげる」ことですね。
それだけで、気持ちが楽になったりするんですね。

で本題に戻り話をまとめますと、失敗して落ち込んでいる人には、
意味づけを変えて、前を向けるようにしてあげる。ですね。
その言葉の一例として、「いい経験したね」というのをご紹介させていただきました。

さあ新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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