コミュニケーション論

大切にすべき人を、大切にする。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

さて、本日は、「人間関係で一番大切なこと。大切にすべき人を、大切にする。」というテーマでお話させていただきます。

で、この話はめちゃくちゃ大事な話で、仕事においても、プライベートにおいても、人間関係がうまくいってる人ってこれができてる人なんですよね。
逆にうまく行ってない人っていうのは、これができていない人なんですね。

ただ、「大切にすべき人を大切にする」っていう言葉だけ聞くと、当たり前に聞こえるんですけども、実際多くの人ができてない。

どういうことかっていうのを、まず、わかりやすく、仕事における上司部下の関係を例にとって話しますね。
ちゃんと後でプライベートの話にも戻るのでご安心ください。

たとえば、管理職やマネージャーって、複数の部下をマネジメントしますよね。
もちろん、部下の中には、優秀な人もいるし、そうじゃない人もいる。
モラルの意識が高い人もいれば、モラルを壊すような人もいる。

ここでは、わかりやすくするために、上司から見て、皆の手本になるような人を「優秀な人」と定義しますね。
この場合、もちろん、上司にとっては、優秀な人はチームに残ってほしいと思うでしょうし、辞めてほしくはないですよね。
で、この優秀な人が残るかどうかは、すべては上司のマネジメント能力次第なんですね。

なので過去に、優秀で辞めてほしくなった部下が辞めてしまった経験がある上司の方は、マネジメントが失敗してたってことなんです。
いや、もちろん辞めた理由の建前はありますよ。もっともらしい理由で、「やりたい仕事が〜」とか。
ただ、それはあくまで建前で、本音はただ単に嫌だから辞めたんですね。

じゃあ、どうしたら優秀な部下が残るのかっていう話なんですけども、
まず大前提として、上司は全ての人から好かれるのも、すべての人を幸せにするのも、できないってことをまずは覚えておいてください。

なぜなら、自分は一人しかいないし、自分に与えられている時間は有限だからですね。
なので、すべての行動は選択と集中をするしかないんですね。

じゃあ、大切な人を残す方法は何か。
一言で言うと「贔屓する」です。
大切な人を贔屓するんです。

贔屓って言っても、もちろん、それ以外の人に冷たく当たれっていうわけじゃなくて、ちゃんと対応に差をつけろってことです。

自分が持ってる時間って有限ですよね。
だから、自分の限り在る時間を、大切な人のために使って、コミュニケーションを多めに取るってことです。

贔屓っていうと、「え、リーダーは部下を公平に扱うべきなんじゃないの?」って思った方もいると思うんですけど、違うんです。
むしろ、ちゃんと差をつけるのが公平なんですね。

恋愛だってそうじゃないですか。
付き合ってるのに、会う時間も濃さも他の人と同じだったらフラれますよね。

仕事も同じです。
優秀な人は称賛されるべきだし、モラルを乱す人は糾弾されるべきなんです。
これを優秀な人とそうでない人で、同じ対応にしちゃうと、優秀なのに称賛されない。モラルを乱してるのに糾弾されない。
これは誰が得するか?っていうことなんですけども、ダメな人の方が得しちゃってるんですね。だってダメなことしても何も怒られないので。
なので、結局、優秀な人が、不満を持つようになるんです。
ここヌルいなって。

なので、対応を同じにしてしまうと、ダメな人にとって居心地がよくなって、そういう人が残り、優秀な人は頑張っても認められないので、ちゃんと自分を評価してくれる所に移るようになるんですね。

つまり、優秀な人がやめる理由は、ちゃんとやってるのに評価されなかったっていう理由なんですね。

優秀な人を優遇すれば、その人は残るし、
それ以外の人がどうなるかというと、優秀な人が優遇されてるのを見るから、自分もああなろうと真似するか、マネできないやつは辞めていく。っていう感じになるんですね。
なので、どちらにせよ優秀な人が残るようになるんです。

大切なのは、誰にとって居心地がよい環境にするか。
それは、「残したい人にとって、居心地が良い空間」にしないと行けない。
優秀なエース社員が辞めていく組織は、これができてない。

なので、みんなに均等にってというのは、平等ではあるが、公平ではない。

仕事における本当の公平さっていうのは、優秀な人や頑張っている人にこそ、手厚く接することであり、そのような人が報われるようにすることってことですね。

よくやりがちなミスとしては、「優秀な人は放っておいても大丈夫だ」とか、
「やる気のない人にこそ手厚く接することが必要だ」みたいな形で
優秀な人よりも、ダメな人にコミュニケーションを多く取ってしまう。

チームにとって、抜けては困る優秀な人が居心地がよくなる風土を作らなければいけない。
そうすれば、自然と大切な人が残り、大切でない人は去っていく。

ここまではわかりやすく仕事を例に取りましたが、
これは私生活でもまったく同じことです。

大切な人を大切にする。
大切な人、大切にできてますか?

人って不思議でね、大切な人ほど大切にできないんですよ。
これはね、自分の家族とか恋人とか、自分の言うことを聞いてくれるっていう甘え以外の何者でもない。
本当に大切な人を大切にしないで、どうでもいい人に時間もや労力を使ってると。で結局、大切な人が離れていくわけですね。

なので、すべての人間関係のミスは、「大切にすべき人を、大切にする」っていうことができていないから、ってことでした。

というわけで、本日は、「人間関係で一番大切なこと。大切にすべき人を、大切にする。」というテーマでお話させていただきます。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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