仕事論

報連相をしないのは幼稚な証拠。

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報連相をしないのは幼稚な証拠。

キミは上司から「ちゃんと報連相をしろ」と怒られたことはないかな?
ボクは毎日のように怒られてた。

社会人になってすぐの時は、なぜ報連相がそんなに大事か、よくわからないよね。

今日はビジネスコミュニケーションでも最重要と言っても良い、報連相(ホウレンソウ)について、その意義ややり方をまとめたいと思う。

報連相はビジネスコミュニケーションそのものである。

報連相は仕事上のコミュニケーションそのものだ。

たとえばキミが何かの案件で、
・一人でクライアントに訪問に行った。
・クライアントと電話で話した
など仕事上の行動をしたとする。

そうすると、社内でその案件の状況を知っているのはキミだけ、ということが起こりかねない。

キミしか状況を知らない中で、キミの上司がそのクライアントと話すとどうなるだろう。
上司はキミから何も聞いていない状態でクライアントと話す。
上司は最新の状況を知らないから、クライアントの状況に合わせた会話ができず、トラブルにつながる可能性すらある。

もしキミが倒れてしまったら、社内にその案件を対応できる人が誰もいなくなってしまう。
だから必ず誰かに共有しながら進めなくてはいけない。

上司に案件を共有しておくことで、何かあった時に上司にも協力をお願いできるようになる。

報連相は、仕事の「見える化」。

報連相とは、キミの仕事の「見える化」だ。

キミの仕事を上司に「見える化」する。
キミの仕事を会社に「見える化」する。

キミが上司にキミの仕事を報告して、キミの仕事を「見える化」しない限り、会社や上司からは、キミは何も仕事をしていないように見える。

見える化さえしておけば、キミ以外の人もキミの案件の進捗を把握しているから、対応できる内容が変わってくる。

報連相をすることは、周りが動きやすくなるための「気遣い」でもある。

仕事は一人でやるものじゃない。
報連相をしないことは、周りに対しての気遣いが欠けている証拠であり、自己中心的なプレーなんだ。

上司は、状況が理解できれば安心する。

キミが報連相をすることで仕事を「見える化」しない限り、上司からするとキミが何をしているかは全くわからない。

上司も、部下であるキミから報告がないと、キミの案件がうまく行ってるか、うまく行っていないかがわからない。

何をやっているかわからない以上、対応策も考えられないから、結構なモヤモヤが残るだろう。

ただ、キミが進捗を共有することで、今何が起きているかを上司が把握できれば、上司は安心できるものだ。

上司は現在の事実確認を確認したいだけなんだ。

上司に事前に相談しておけば、トラブルが起きても上司のせいにできる。

トラブルが起きる前に必ず上司に状況は共有しておこう。

トラブルがいざ起きてしまった時に、その案件の状況をキミしか知らなかった場合、キミが一人でどうにかするしかなくなる。

トラブルが起きる前に上司に案件の状況を共有しておけば、仮にトラブルが起きてもその責任は上司になる。

キミがメインでやっている案件で、普段キミの上司が関わっていなかったとしても、逐一その案件の状況は上司に共有しておこう。

いざトラブルが怒ってしまった時に、上司も状況をゼロから理解し始めなくてよくなる。

嫌なニュースほど、すぐに報告する。

好ましくない情報を伝えるのは、怒られる可能性もあるので、キミは報告するのは気が引けるかもしれない。

けど、事態を更に深刻にさせないためにも、今すぐ上司に共有しておこう。

上司にインプットさえしておけば、トラブルが起きたときに何をどう動くか、上司に判断を委ねることができる。

事態はひどくならないうちに、リスク管理としてキミが相談をしたら、上司も「コイツはちゃんとホウレンソウができているな」と関心につながる可能性もある。

報連相の意義はなんとなくわかったかな?

報連相は、キミやキミの周りがチームで仕事をする上での潤滑油のようなものだ。

報連相を制するものはビジネスを制する、と思っておいてもよいだろう。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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