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同じ内容なのに、なぜあなたの意見は通らないのか?

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

本日は、「同じ内容なのに、なぜあなたの意見は通らないのか?」というテーマでお話させていただきます。

これはですね、社会人の若手の方とか、あとはかつて若手だった人とかは、共感いただけるんじゃないか〜と思うんですけども、
たとえば、
「先輩と同じ意見を言ったのに、先輩は褒められて、自分の時は反対された」とか、
「人と同じミスをしたのに、なぜか自分だけ叱られる」とか、っていう経験で「理不尽だ」みたいにね。

で、まず、「理不尽」っていう言葉を使う人に言っておくと、そもそも社会は理不尽だってことですね。
社会は人で成り立っているので、完全な平等なんてありえないんですね。
なので、「理不尽だ」っていう言葉を、被害者意識で使うのは辞めたほうがいいと思います。

で、話を戻して、「同じ意見なのに、なぜあなたの意見は通らないのか?」っていう、
この問いの答えはですね、すごく冷たく聞こえるかもしれませんが、「あなただから通らない」んです。

これだけ言うと、絶望で終わってしまうので、その理由と対策を話したいと思います。

まず、コミュニケーションというのは、「何を言うか」よりも「誰が言うか」の方が、意味が大きいんですね。

たとえば、
今日の日経新聞の一面がこういうニュースだったらどう思いますか?
「ついに、地球外生命体を発見」
これはつまり、日経新聞が、「地球外生命体を発見」という内容を伝えたわけですよね。

じゃあ、次の場合はどうか。
東スポの一面で、「ついに、地球外生命体を発見」だったと。
ちょっと日経新聞のときと、意味合いが違くないですか?
これ多分信じないですよね。
なんか最後に、「発見?」みたいな、小さな「?」マークが入ってそうじゃないですか?(笑)

つまり、同じ内容を伝えているのに、伝え手によって、意味合いが変わったってことですよね。

この意味合いが変わる理由は、「伝え手の信頼」なんです。
つまり、説得力っていうのは、伝え手の信頼性に左右されるんです。

ちなみに、僕は広告代理店で働いているので、どこに広告を出すと金額がいくらかかるっていうのを把握してるんですが、
新聞の場合、発行部数が一番多いのは読売新聞なんですけども、広告の掲載で一番金額が高いのは、日経新聞なんです。
それは、誰が言うか、誰がオススメするかによって、かかるお金が変わるってことなんです。

スタエフでも心当たりあると思うんですけども、
「この人がおすすめするチャンネルだったら、自分も見てみよう」って思ったりとか、それは、その人が作った信頼ってことなんです。

これ、部下の人も、嫌いな上司が勧めてくる本より、尊敬する誰々さんがオススメする本の方が読んでみたいっ思いますよね。
だから、同じなんです。
嫌いな上司が勧めるものを受け入れられない理由は、上司のことが嫌いだからであって、それ以上でも、それ以下でもないんです。

友達でもそうですよね。
仲のいい友達が進める映画とかだったら見てみようと思えると。

つまり、説得力っていうのは、「相手との関係値」によっても変わるんです。

なので、テーマである、「同じことを言っているのに、あなたの話は通らない」理由は、あなたには信頼がなかったりとか、好かれてないっていう、話が通じる基盤を作れてないからなんですね。

上司からしてみても、嫌いな部下と好きな部下だったら、好きな部下が話す内容のほうが、無意識に良い意見に聞こえちゃうんです。

相手との「関係値」を作ることを、安く見積もってはダメで、
「なんで自分をわかってくれないのか」っていうのを騒ぐよりも、まずは自分が好かれる努力をしなくちゃいけないってことで、
上司とか周りの人と、飲みに行ったりとか日頃のコミュニケーションを取るのを、あまり舐めない方がいいってことですね。

なので、上司からの飲みの誘いを断っておいて、「意見が通らなくて理不尽だ」とか騒ぐのは、どっちかっていうと自分の方が理不尽であって、ギャーギャー騒ぐお子ちゃまと一緒ってことなんです。

話をまとめると、同じ内容なのに、あなたの意見が通らない理由は、
自分というメディアの信頼が足りないっていうのが理由で、
自分というメディアの信頼を高めるためには、信頼の積み重ねだったり、相手との関係値を良くする努力が必要だよねっていう話でした。

というわけで、本日は「同じ内容なのに、なぜあなたの意見は通らないのか?」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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