おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、現役広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」というものを体系化してお届けすることで、みなさんの日々の生活を豊かにできればと考えています。
さて、今日は「叱られ上手になる方法」というテーマでお話させていただきます。
叱られ上手っていうと、
「叱られることって良くないことじゃん」
「叱られずに済むことが重要なんじゃないの?」
って思うかもしれませんが、
もちろん、仕事では叱られずに済むことが一番だと思います。
どんな仕事も先回りして、周りの期待を超えるアウトプットを出し続けていれば、叱られないと思いますし、もしろ褒められ続けると思います。
ただ、どんなに優秀な人でも叱られることはあるでしょうし、
ほとんどの方は叱られることは避けられないんじゃないかなって思います。
避けられないからこそ、その時にどうするかが重要になりますよね。
ここで重要なのは「叱られた時のリアクション」です。
「叱られ力」とでも言いましょうかね。
「叱られ力」っていうのがある人が、「後輩力」みたいのがあって、先輩から可愛がられるですね。
叱られてスネるお子ちゃま社員
で、叱られた時のリアクションで、最もよくないのは、叱られた時にスネる人ですね。
たとえば、
- 叱られているのに、きちんと謝らない。
- ぶっきらぼうで機嫌が悪い表情をする
- 相手の目を見ず、顔をうつむけて黙っている
こういう態度は、ただただ生意気な奴に映るんですね。
「こいつ、本当に悪いと思っているのか?反省してるのか?」って上司の人から見ると思っちゃうんですよね。
こういう態度には、言葉には出さないものの、反抗的な態度がにじみ出ているんですね。
叱った側としては、よかれと思って叱ったのに、叱った側の気分が悪くなってしまいますよね。
上司からすると、叱った相手からスネられると、「こいつ、かわいくねーな。生意気な奴だな。」って感じで、更にマイナスな印象を与えてしますんですね。
組織の中で働く身であるのに、先輩から可愛がられなくなるってけっこうダメージ大きくて、
仕事で何かを教えてあげたい、って気持ちもなくなっちゃったり、ご飯にも誘ってもらえなくなっちゃったりします。
そういう後輩に限って「先輩から距離を取られている」と文句を言ったりするんですが、その原因を作っているのは自分なんですよね。
叱られたら「ありがとうございます」
じゃ、叱られた時、どういうリアクションを取ればいいかっていうと、叱られた時に「ありがとうございます」ということです。
つまり、叱ってくれたことに感謝するんですね。
叱るっていうのは、当たり前ですが、今の良くない状態を、改善するために言ってくれているんです。
叱られてムッとしてしまう人は、褒められれば犬のようにキャッキャ喜びますが、叱られると途端に機嫌が悪くなる。
こういう人は、自分がかわいいだけで、悪い部分を改善しようという心構えがないので、成長もできないと。
叱られた時に重要なのは、叱られたという事実、自分が悪かったということを素直に受け入れることです。
まずは、叱られた・注意されたことに対して「申し訳ございません」と深々と謝罪をしましょう。
そして、注意してくれたこと、改善を促してくれたことに対して「ありがとうございます」と言いましょう。
こうすることで、「叱られた内容」と「叱ってきた相手」この2つを受け入れた、というサインになります。
これをしないということは、逆に受け入れていないってことなので、叱られているにも関わらず、「俺は悪くない」と言い張っているのと同じです。
これ、会社のエース級の人が不貞腐れるのはわかるんですが、何の実績もない若手社員がやっていたら、もうただのイタイ奴になっちゃうので気をつけましょうね。
そもそも、叱られる原因は自分自身にあるものです。
ダメなことしてるから、叱られてるんです。
なので、叱られてるのは当然であって、それにたいして不機嫌になったり、スネたりするのは幼稚な逆ギレ以外の何者でもないんです。
叱られたら、快活に「申し訳ございません!」「ありがとうございます!」といいましょう。そうすると、逆に好感さえ感じるようになります。
というわけで本日のまとめですが、
叱られた時に、人のリアクションは2つに分かれます。
・きちんと反省、謝罪し、御礼が言える人
・スネて不貞腐れる人
どちらのリアクションを取るかで、上司から可愛がられるか、嫌われるか、大人行きのエレベーターに乗るか、お子ちゃま行きのエレベーターかが決まる、ということですね。
はい、というわけで、今日は「叱られ上手になる方法」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。