コミュニケーション論

口説きの必殺フレーズなんてない。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

本日は、「口説きの必殺フレーズなんてない。」というテーマでお話させていただきます。

これを夢がないと考えるか、夢があると考えるのか、
みなさんがどう思われるかわからないですけども、
現実を知って、間違った方向に進まないように、っていう思いでお話させていただきます。

これも、LIVEでのお話で、名前は伏せさせていただくんですが、
ある男性と女性でコラボ配信されてまして、
その男性の方が、長年恋愛をしていなくて、なおかつ女性と話すのも慣れていないと。
そんな話をしてたんですね。
で、女性の方のほうが「freeさんに聞いてみようよ」って言ってくださって、
お話させていただいたと。

で、僕が答える前に間髪入れずに他の方が、
「そういう時はアプリだ。まず出会わないと何も始まらない。」
って言ってたんですね。
これは、一理あるとは思うんですけど、僕の考え方はちょっと違って、
そもそも女性と話すのに慣れていない人が、アプリとかで初対面の女性と会っても、
なかなかそこで話を盛り上げたりとか、相手の女性からいいって思ってもらえるかって、
けっこうハードルが高いんじゃないかなと思ったんですよね。

むしろ、そもそも身近にいる女性からいいと思われないと、
新しく出会う女性からもいいとは思われないと思っていて、
もちろんゼロではないと思うんですけど、
ただ、やっぱりまずは女性慣れと言うか、身近な人と仲良くなる練習が先だなって思ったので、
「職場とか友人関係とか、周りに女性はいますか?」って聞いたんです。
そしたら、「いますと。ただそういういい感じにはなかなかなりません」ってことだったんですね。

で僕が言ったのは、
「まずは職場とかの身近な女性を褒めてみたりとか、楽しませることを意識してみてはいかがですか?」
って言ったんですけどと、これにはご納得いただいたみたいで、
面白いのが、そこからコラボのお二人で、ロールプレイングが始まったんです。
職場の男性と女性っていう役で、女性が髪を切ってきて、それに気づいた男性がほめるっていう。

で実際男性側がほめて、けっこうよかったんですね。
それで男性側が「今話した言葉を添削してください」っておっしゃって、
僕もよかったと思ったので、
「全然いいと思ったので、まず実際のリアルの場で、女性にその言葉を言ってみましょう」って言ったところですね「いや、正解がほしいんです。これを言えば絶対口説けるっいうキラーフレーズないんですか?」っておっしゃったんですね。

で、結論そんなものはないんです。
理屈で考えればわかると思うんですけど、仮にそういったキラーフレーズがあったとして、
例えば10人の男がそのキラーフレーズで一人の女性に告白した場合、9人はフラれるじゃないですか。

つまり、そんなキラーフレーズなんてないし、結局誰が言うかっていう問題になるんですね。
例えば、女性が外歩いてて、すれ違いざまの見知らぬオジサンにそのキラーフレーズとか言われても怖いじゃないですか。

あとは、仮に狙ってた人と付き合えるようになれたとして、
案外、自分が狙って言った言葉は、実は全然相手には響いていなくて、
逆に相手から「あの言葉で好きになった」っていうやつって、
逆に言った本人は「え、そんなこと言ったっけ?」みたいに忘れてて、
無意識で言ってるものだったりするんですね。

つまり、唯一の正解はないんですけど、これって学校教育の弊害なような気がしていて、
学校の勉強は必ず一つの答えがありますけど、
大人の世界って、仕事でも恋愛でも、唯一の正解ってないじゃないですか。
なので僕のチャンネルの説明文でも言ってるんですけど、勝率を上げることしかできないわけなんですよね。

あとは、僕がなんで「まずは実際のリアルの場で女性に言ってみてください」って言ったかっていうと、
そういう正解を求めちゃう人って、行動に移すことが極度に苦手なことが多いからですね。
なので正解を求める割には実際には言わなかったりするんです。
なので、まずはその言葉を人に対して言ってみて、そのリアクションを肌で感じて、必要に応じて修正をしていくしかないと。

つまり、コミュニケーションっていうのは身体で覚えていかないと行けないもので、
何でもそうだと思いますけどね。
たとえば、「自転車の乗り方」って本を読んでも、実際に自分で自転車に乗って失敗しないと乗れるようにならないし、実際に水に入らないと泳げるように覚えないし、語学だって実際に話さないと話せるようにならないじゃないですか。

男性の女性との付き合い方もそうで、
大事なのは相手との距離感のとり方で、こればっかりは試してみないとわからないと。
モタモタして他の人に取られちゃう経験とか、逆に早すぎて撃沈するとか、
そういう行動と失敗をしていくのが、キラーフレーズを覚えることなんかよりもずっと勉強になると思います。

話をまとめると、口説きのキラーフレーズなんてないし、
正解を求めるといつまでもたっても行動できなくなっちゃうので
行動して学ぶのが一番おすすめですよっていうお話でした。

というわけで本日は、「口説きの必殺フレーズなんてない。」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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