コミュニケーション論

会話を「クイズ形式」にすると、オヤジ化する。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、現役広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

さて、今日は、「会話を◯◯形式にすると、オヤジ化する」というテーマでお話させていただきます。

※品がないことの比喩を「オヤジ化」と言っていますが、年齢的なオジサン層=品がない、というわけではありません。
じゃ別の言葉にしろって話なんですけど(笑)

で、「会話を◯◯形式にすると、オヤジ化する」なんですけど、結論を言うと、「会話を“クイズ形式”にするとオヤジ化する」になります。

ちなみに「クイズ形式にしろ」ではなくて、「クイズ形式にはするな」って話になります。

いますよね。頼んでもいないのに「クイズ形式にする人」

年齢の話になった時に「何歳に見えますか?」
血液型の話だと「何型に見えますか?」
とか。
年齢の話なんて、絶対思ったより若めに言わざるを得ないし、
血液型の話だと、しょうがないから「O型?」とか聞くと、
「よく言われるんですけど〜、違うんです〜」とか。
「知らんちゅーねん」っていう。

男の人でも多くて、例えば飲み会の時とかに「高校時代の部活何やってた?」とかの話になって、「何部でしょう?」みたいな。
だから知らんて。
みんな一人ずつ答えていって、外したら、当たるまでやらされるみたいな。
「これ何の時間?」みたいな感じになりますよね。

昔、飲み会で本当に、その「何部でしょう?」って言ってた人がいて、もうその印象だけ強すぎて、実際何部だったか覚えてないんですよね。

で、逆はいいですよ。
自分から当てたいっていう人。
たとえば兄弟いるかの話になった時に、
相手が答えを言う前に、「待って!言わないで。当てたい」みたいな。
まあやったからどうって話でも無いと思うんですけど、まあやりたければやればいいんじゃないでしょうかくらいですね、これは。

で、部活の話であれば、さっさと答えて、そこからどう展開するかのほうが会話って大事じゃないですか。
クイズ形式にしちゃうと、それ以上展開しないんですよね。

で、こういうクイズ形式にしちゃう人の特徴は「自信のなさ」ですね。

そのクイズ形式にしている間は少なくても、自分に注目が集まるので。
でも、会話で大事なのって、自分が注目してもらうことじゃなくて、相手に注目することなんですね。

相手に興味を持ってあげる。

部活の話であれば、相手がたとえば〜、そうですね、「吹奏楽部」だとしたら、「何の楽器やってたか」の話から、
「小さいときから習ってたの?」とか、
「部活の友達とはまだ仲いいの?」とか、
相手の人生に興味を持って話を展開すれば、有意義な会話ができますよね。

話をまとめると、
「クイズ形式にせずに、さっさと答えて、そこから会話を膨らませる」ことが大事ってことですね。

というわけで、本日は、「会話を◯◯形式にするとオヤジ化する」というテーマでお話させていただきました。
こたえは、「クイズ形式にするとオヤジ化する」ですね。

さあ新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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