コミュニケーション論

会話が弾む質問の仕方 “しりとり質問法”

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

僕、昨日配信した収録が、夜中3時くらいに収録したんですけど、実は収録した時めちゃくちゃ眠くて、内心「もう今日は配信諦めて寝ようかな〜っ」とか思いつつ、ただもうひとりの自分が「ダメだ、諦めるな」と言いながら、もう半分目を閉じた状態でしゃべってたんですね。

後半とか実はあまり記憶になくて、最後の配信ボタン押した記憶もあまりなくて、今日確認したら、案の定、サムネを設定し忘れてました。
なので、収録の内容大丈夫か?って思って今日聞き直したんですけど、割とちゃんとしゃべれてて安心しました。
いやー「習慣」の力って凄いんだな〜て実感しました。
すみません、何の話だっていう(笑)

というわけで、本日は「会話が弾む質問の仕方 “しりとり質問法” 」というテーマでお話させていただきます。

大前提として、会話をするときに質問することが大事ってことはわかりますよね?自分だけが話してても意味がないし、相手の話もちゃんと聞かないと会話って弾まないので、まあココら辺は皆さんわかっている想定で今日の話をしますね。

で、この「質問」っていうのは、特に初対面の時に大事だと思っていて、
もちろん、初対面以外の通常のコミュニケーションでも質問は大事ですけど、慣れ親しんだ間柄だと、そもそもそこまで考えずに会話できると思うので、初対面とか、これから関係を築いていく場合には必須のスキルだと思います。

で、「会話では質問が大事!」っていうことがわかっていても、その上で多くの人が失敗しがちなのが、「職務質問」みたいな質問をしてしまうってことですね。

たとえば、「どこ出身?」って聞いて、相手が「どこどこ出身」って答えるとするじゃないですか?
その後に「兄弟はいるの?」とか別の質問をしちゃうことですね
この流れが可笑しいのってわかりますかね。
「どこ住んでるの?」という質問に、「どこどこ」って答えてもらったのに、相手の答えは放置して、次の質問をしてしまっていると。
これ、答えた側としては、ハシゴ外された気分になっちゃうんですね。

自分が聞きたいことを情報収集してるみたいな感じなんです。
警官がやってる職務質問みたいな感じですね。「住所は?」「年は?」みたいな。

つまり、この職務質問人間は、人が履歴書に書くような情報を一問一答形式で聞いてしまってるんですね。
でも、履歴書の内容で、その人の人生はわからないじゃないですか。
いやもちろん、どんな大学出て、どこで働いて、とかはわかりますけど、その人がどんな人と出会って、どんなことを考えながら生きてきたかはわからないじゃないですか。
聞かなきゃいけないのは、その行間の話で、その人のストーリーなんですね。
その時々で、どんな思いで過ごしてきたのか、それを知ることで、相手を知ることができるね。
その相手のストーリーを知るのが、会話の贅沢な楽しみなんです。

なので、相手の気持ちに寄り添いながら質問した方がいいんですが、もし本当に口下手で相手の気持ちを想像できない、っていう方に「まずはこれだったらできるよね」という方法をご紹介します。
それが、テーマでもある「しりとり質問法」というものです。
これ、僕が勝手に命名したんですけど。

これは、相手に質問して、それで返ってきた返答に対して、また質問していく、っていうスタイルです。

たとえばさっきの会話例だと、
「どこ出身なの?」って聞いて、それに答えてもらった後に、すぐ別の質問である「兄弟はいるの?」って聞いちゃっている。
そうではなくて「どこ出身なの?」って聞いて、その答えが「千葉」だとすると、(ごめんなさい、僕が千葉出身なので千葉って言いましたが)「千葉ってことは◯◯言ったことある?」とか、相手が言った答えに対して、質問していくってことです。
これを繰り返して行くだけです。
相手が最後に言ったことを拾って質問するから、「しりとり質問法」と僕が名付けました。

これだったら、難しくないですよね。
難しくないし、相手の回答から拾って質問していくので、自分本位じゃなくて、相手本位で会話を展開していけるっていうメリットがあるんですね。

もちろん、慣れている相手や、会話に苦手意識を持っていない人には必要ないと思いますが、初対面で何話してよいかわからないって人は使ってみてください。

ただ、一番大事なのは、相手に興味を持つことですね。
で、この興味っていうのは、相手の履歴書に書くようなプライバシーを知りたいっていうような興味ではなくて、相手が何を考えてるとか、何を感じているかに興味を持つってことです。
そこに興味を持てば、自然と質問って出てくるんです。

というわけで、話をまとめると、質問は大事だけど、職務質問みたいな一問一答の質問ラッシュは引かれるのでやめましょう、っていうのと、
職務質問にならないような質問をするために、相手の言葉を起点に質問していくスタイルの「しりとり質問法」をご紹介しました。

本日は「会話が弾む質問の仕方 “しりとり質問法”」というテーマでお話させていただきます。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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