仕事を頼まれやすい人になる。
おつかれさま。今日はどんな一日だった?
キミが仕事をする上で、「話しかけにくい人」っていないかな?
多分その人は、過去にきっとキミの気分を害すことを言ってきたりしたんじゃないだろうか?
「話しかけにくい」というのはビジネスマンにとっては致命的なデメリットだ。
仕事は、誰かにもらわなきゃできない。
仕事は、誰かにもらわなければ、できないことだからだ。
「キミに仕事をくれる人」から仕事をもらえなくなったら終わりなんだ。
だから、仕事をくれる人から「話しかけにくい人」と見られたら、キミはビジネスマン失格だ。
1,営業にとってのクライアント
2,下請け会社にとっての発注会社
3,スタッフ職にとっての社内の営業担当
からの依頼に対し、イヤな顔でもすれば、もうキミではなく、他の担当に仕事の依頼が行ってしまうだろう。
大人の世界では、ダメ出しや怒られたりもせず、気付かずうちに仕事を失っている。
それが大人の世界の怖いところだ。
自分が嫌われたり失望されたのが原因で仕事を減らされていることに気付かず、「予算が減らされたのが原因で〜」など、相手の言う建前を信じ込み、他に流れていることすらも気づけない。
営業からの依頼を大切にする。
上記の1,2,3,のうち、1,2,は社外の相手で、営業相手でもあるから、相手に対して横柄な態度を取る人は少ない。
つい忘れがちなのは、「3,スタッフ職にとっての社内の営業担当」だ。
営業からすると、社内のスタッフに協力してもらわないと案件自体を回せないことが多い。
その場合、「頼まれる側」であるスタッフは、営業に対して「頼まれる自分たちの方がエライ」という錯覚に陥り、営業に対して横柄な態度を取ってしまってりする。
そうしているうちに、営業から「煙たい存在」として見られ、仕事をもらえなくなってしまうだろう。
頼まれやすい人=話しかけやすい人
仕事において、仕事を頼まれやすいことは非常に重要だ。
頼まれやすさとは、話しかけやすさとイコールだ。
仕事を頼まれやすい人になる4箇条を上げたいと思う。
① 嫌な顔をしない。
② レスポンスが早い。
③ やり直しを厭わない。
④ 相手を詰めない
① 嫌な顔をしない
仕事を依頼したときに嫌な顔や嫌な反応をしたら即アウトだ。
仕事を任せる方としては、仕事を任せるのは少なからず罪悪感があるものだ。
だから、それを前向きにやってくれる人がいると、本当に助かるものだ。
どうせなら、嫌な顔をする人より、前向きに快諾してくれる人に任せたいのが人情だ。
そして、この1回の反応が、その後もずっと依頼主の頭に残ることになる。
快諾してくれた人には、その後もずっと仕事を任せたいと思うし、嫌な顔をした人には「この人にはもう仕事を振らないようにしよう」と思うだろう。
② レスポンスが早い
仕事の依頼は突如来るものだ。
時間に余裕のあるプロジェクトなんて滅多にない。
みな時間のない中での戦いになる。
そんな中、レスポンスが早い、というのは最大の武器だ。
時間がないプロジェクトの中では、どれだけ多くのキャッチボールをできるかが重要になるからだ。
③ やり直しを厭わない。
これは、前述の「嫌な顔をしない」「レスポンスが早い」とも関連する。
プロジェクトの中で、仕事の依頼に対して提出するアウトプットが一発OKになるなんてまずない。
提出したアウトプットに対し、修正依頼が来て、それを元に修正する。
それを何ターンか繰り返し、アウトプットを完成させる。
その時の修正依頼というのはスタッフや下請け会社には非常に言いづらいものだ。
それを嫌な顔をせずにやってくれるスタッフは営業にとって神様みたいに救いの存在なのだ。
そんな人に仕事は集中する。
③ 相手を詰めない。
スタッフからすると、「営業の仕切りが悪い」などと詰めがちだ。
もちろん、依頼側にも落ち度はあるだろう。
場合によっては指摘することも必要かもしれない。
ただ、人は感情で動く生き物ということを忘れないでほしい。
相手に指摘するにも、相手の感情を害さないように指摘するべきで、あからさまに相手を詰めれば、キミの言うことが正しい場合でも、仕事を頼みにくい相手になり、仕事をもらえなくなってしまうだろう。
それを柔らかに対応できる人間こそ、いわゆる「大人の対応」ができる人間だ。
いくら頭がよい人間でも、それの頭の良さを相手を理屈で詰めることに使用してしまったら、品がない。
相手の気分を害さずに相手を諭すことができる人間が、本当の意味で優秀な人間なんだ。
「仕事を頼まれやすい人になる」
ビジネスマンにとって、これ以上の営業力はない。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?