仕事が嫌で嫌でしょうがない時、まず思いつくのが「会社を辞める」という選択肢だと思う。
ただ会社を辞めるというのは少しハードルが高いと思ってしまうんじゃないかな。
特に今の会社に入社してそこまで年数も経っていない場合、自分の履歴書には会社を転々としている印象が出てしまうよね。
それを繰り返すと、経験者数だけが増えていくという事態にもなりかねない。
そんな理由で辞めたいけど我慢してしまう人は多いんじゃないかな。
そこでこの考え方を逆手に取ってみよう。
会社を中途半端に辞めると「履歴書に傷がつく」。
でも逆を言うと、会社を辞めなければ、履歴書に傷は付かないんだ。
たとえばキミが会社を1週間ズル休みしたとする。
そしてまた会社に行きだして、3年勤め上げた後にその会社を退職するとする。
その時、キミの履歴書には3年間その会社にいたという事実(履歴書)と、どんな仕事をしてきたかという事実(職務経歴書)が残る。
そこに、キミが一週間ズル休みしたなんて、面接官は何も知らないんだ。
そしてもしキミが上司からメチャクチャ嫌われてようと、次の会社の面接官は何もしらない。
面接官が見てるのなんて、会社名・そこでの部署や役職、そんなことばかりだ。
キミがどんな生活態度で会社生活を送ろうと、それを外部の会社の人には知られないんだ。
だからだ。
会社が嫌になった時、辞めてしまうのは履歴書に傷がついてしまうけど、会社の中で休んだり、部署異動をしたり、上司を代えてもらったり、現状を変える方法はいろいろあるんだ。
1,休む(ズルでもいい)
2,部署内で担当を変える
3,部署を移動する
4,会社を辞める
これは番号が小さいほど、人生やキャリアへの影響が少ない。
でもどうしても番号が大きい方が先に思いついてしまうんだ。
これは、1,など番号が小さい方が、自分がワガママな行動を取っている気がして、生真面目な人ほどやることに罪悪感を持ってしまうんだ。
そして、4,よりも番号が大きく、最悪の選択肢が「命を絶つこと」だ。
これだけは絶対にやってはいけない。
たかが仕事なんかで、キミの大切な命を無駄遣いしてはならない。
これから楽しいことがいっぱいあるんだから。
仕事がイヤな時、会社を辞めたい時、
その時はキミは十分会社からの嫌がらせに耐えている。
悪いのは会社だ。キミじゃない。
だから、その分、会社に文句を言い返していいんだよ。
大丈夫、会社の人に何か言われても、それは会社の中の人が言ってるだけで、会社の外の人はなんにも知らないからね。
そんな心の持ち方の選択肢を持つことで、キミの心が少しでも軽くなってくれたなら嬉しいよ。