コミュニケーション論

人間には2種類いる。人の笑顔を創る人間と、人の笑顔を奪う人間だ。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

こんにちは、現役広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」というものを体系化してお届けすることで、みなさんの日々の生活を豊かにできればと考えています。

さて今日は、「人間には2種類いる。人の笑顔を創る人間と、人の笑顔を奪う人間だ」というテーマでお話させていただきます。

もうテーマ自体に結論を入れてしまっているんですが、コミュニケーションって結局のところ、それが人を笑顔にすることに繋がっているかどうか、に尽きると思うんですね。

「正しいことを言う」のは手段の一つに過ぎない。

いくら理屈的に正しいことを言っても、周りを笑顔にできない、笑顔を奪うコミュニケーションって、成功か失敗かでというと、完全に「失敗」になります。

ここで重要なのは、正しいことを言うっていうのは、手段であって目的ではない、ということです。

コミュニケーションは、相手が笑顔になったりだとか、前向きな気分になる、っていうのが目的であって、正しいことを言うのはそのための手段の一つに過ぎないんですね。
なので、相手を笑顔にしない正論っていうのは、言う価値がないっていうことなんです。

人を笑顔にできる人っていうのは、周りの人が寄ってきます。
逆に、人を笑顔にできない・人から笑顔を奪う人っていうのは、仕事においてもプライベートにおいても、人から寄り付かれなくなってしまうんですね。

人を笑顔にするためには、自分が言われたら嬉しいことを、相手に言ってあげよう。

この「人を笑顔にする」というのは、お笑い芸人さんのように人を笑わせなければいけない、っていうことではないんです。

じゃ何をすればよいかというと、人が喜ぶことを言ってあげればいいんです。
じゃ人が喜ぶことって何なのか。
それは簡単で、自分が言われたら嬉しいことです。
人から褒められたり、人から話しを聞いてもらえたり、希望がもらえることを言われたり、そうすると嬉しいですよ。
それ、逆に周りの人にしてあがられてますか、ってことです。

人を笑わせるっていうのはけっこうスキルが要ることなんですけども、人を喜ばせるっていうことに、別にスキルは要らないんですね。
ただ思いやりを持って、それを行動に移せる勇気があればいいんです。

たとえば相手にいいところがあれば褒めてあげたりだとか。
どうすれば相手が喜ぶだろう、前を向けるだろう、っていうのを考えて会話するってことです。
これ、聞くと当たり前のことしか言ってないんですけども、これできてますか?っていう話ですね。

たとえば、あなたのこの1週間を振り返ってみて考えてほしいんですけども、この1週間、人の笑顔をどれだけ創りましたか?って考えてみてください。
逆に誰かの笑顔を奪ってしまった記憶はないでしょうか?

あなたがいない場で、あなたはどう言われてますか?

たとえば仕事において言うと、一人でできることって本当に限られているんですね。
どんなに個人プレーで優秀な人でも、部下やチーム員を詰めるだけでモチベーションを上げられない人は二流止まりで終わります。
今求められているのは、周りの力を引き出せる人なんですね。
個人の能力的には敵わなくても、周りのモチベーションを引き出せる人の方が価値があって、真っ当な会社はそういう人を管理職に登用します。

たとえばあなたが上司だったとして、あなたが期待する行動を部下の人が取らなかった時、あなたが部下を叱責したり、詰め寄ったとします。

もちろん、表面的には部下の方はあなたに謝ると思います。
でもそれって心から反省をしているかわかりますか?
誤解してほしくないのは、反省していない部下が悪い、と言っているわけではありません。
部下としては内心、「上司であるあなたも悪いでしょ」と思っていながら、口ではとりあえず謝っておこう、って思ってる可能性もありますよね?
「頭固い上司には何を言っても無駄だろうから、とりあえず謝っておこう」みたいな感じです。
それで結局、「あの人とはなるべく話したくない」って思われて煙たがれる存在になっちゃうと。
そうなってしまうと、皆あなたの前ではあなたに対しては従順なフリをしますが、あなたがいない場ではきっと皆あなたの悪口を言ってると思います。

そう、その人の価値って、その人がいない場でどう言われているか、そこが重要なんですね。

人を笑顔にする人は評判がよくなり、人から笑顔を奪う人は、評判が悪くなる。

本人がいない場で、褒められている人を、言い換えると「評判が良い人」とか言ったりしますが、評判がいい人って必ず人を笑顔にする人なんです。
人から笑顔を奪う人が評判良くなるっていうのは100%ありません。
評判が良い人は、たとえば仕事で言うと、社内でその評判を聞いた人から「この仕事、あの人に任せたい」っていうように、仕事の依頼が舞い込むようになったりします。
またプライベートで言っても、「あの人だったらこの人を紹介しても大丈夫だよね」って思ってもらえて、良い相手をたくさん紹介してもらえるようになったります。

評判が良い人は、人の笑顔を創る人です。
逆に評判が悪い人は、人の笑顔を奪う人です。

最後に、重要なことなので、もう一度いいます。
人間には2種類います。人の笑顔を創る人と、人の笑顔を奪う人です。
あなたはどちら側の人間ですか?

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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