コミュニケーション論

人を褒めることができる人。できない人。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

本日は、「人を褒めることができる人。できない人。」というテーマでお話させていただきます。

これは、褒められる側の話ではなくて、褒める側の話ですね。

僕がつくづく思うのが、これ日本人の特性なのか、
人を褒めることができない人って多いな〜って思ってます。

褒めるっていう行為は、絶対した方が良くて、
なんでかっていうと、人って自分のことを褒めてくれる人のことを好きになりやすいので、
褒めない理由ってないと思うんですよね。

じゃあ、人を褒めることができる人っていうのは、どういう人かっていうと、
大きくは2つあって、
一つは「人のいい所をちゃんと口に出して伝えてあげられる人」
で、もう一つは、人のいい所を見つけられる人
この2つです。

で、僕が特に勿体ないな〜って思うのは、
1つ目の「人のいい所を、ちゃんと口に出して伝えるあげる」

これをできない人がめっちゃ多いと思ってます。

これってつまり、いいと思っても、相手に伝えないってことなので、
できる/できないの話じゃなくて、ただただ伝える側の意識の問題なんです。

僕、以前、あるビジネススクールの講座に通っていて、
で、その講座の先生が女性で、凄く美人だったんですね。
で、授業後の懇親会で、生徒同士で「先生美人だよね」って話してたんですね。

で先生が僕らの席に回ってきて、一緒に飲むってなった時に、
僕が、「今、先生が美人って話をしてたんですよ」って先生に伝えた所ですね、
一緒に話してた男どもが、我関せず、「僕は言ってません」みたいに急に逃げてですね、
どんな腰抜け野郎どもだよって思ったんですけど、
実際に言われた先生は凄く喜んでて、結局、僕が一番先生と仲良くなれたんですけど、
その男どもは、思っているのに口に出して伝えられなかったわけで、
これは、恥ずかしいとか照れっていう、いわゆる保身なわけなんですね。

せっかく人の良いところに気づいているのに、それを口に出さないと、
相手に伝わらずじまいなので、つまり、なかったことになっちゃうんです。
だから相手も喜ばずにおわっちゃう。
これすごくもったいないですよね。

あと、仕事においても、人って褒められたときにモチベーションが高くなるんですけど、
これ逆だと勘違いしている人もいて、
「ほめると調子に乗るから褒めないでおく」っていう考えの人もいる。
こういう人が、人潰しちゃったりするんです。

人がモチベーション上がる時がどういう時かっていうと、
何がしかの「希望」が持ててる時で、
じゃあどういうときが希望持てるかっていうと、
最低限、「自分に価値があるって思えてること」なんですよね。
褒めてあげれば、褒められた相手は「自分に価値がある」って思えるわけです。

なので、人を褒めるっていう行為は、
人に希望を与えることができる崇高な行為であって、
人の人生を変えることもあるわけですね。

なので、褒めるってことに関しては、「言わず終い」っていうのは、
本当に誰も幸せにしないので辞めたほうがいいと思います。
というか、シンプルに、そういう人はモテナイと思います。(笑)

で、ここまでは、「いいと思った所をちゃんと口に出して伝える」っていう話でしたけど、
もう一つは、「人のいいところを見つける」ですね。

「いいところ」を見つけるっていうと、ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、
人の良い所を見つけるコツが一つあって、それは「褒めるハードルを下げる」ってことです。

たとえば、髪型とか服とかがちょっとでもかわいいと思ったら褒めるとか、
仕事で、ちょっとでも良いところを感じたら褒める、ってことです。

ハードルを下げるっていうと、またそれを「相手に失礼だ」みたいに思う方もいるかもしれませんが、
そんなことはなくて、なんでかっていうと、
たとえば、ちょっとでもいいところの「ちょっと」って自分の主観ですよね?
それを「ちょっと」じゃなく、「凄く」良いところって思う人もわけです。

つまり、本人のセンサーの問題で、
なので、センサーが低いんであれば、それを補足するために、
ちょっとでもいいところって思った所を褒めるってことです。

話をまとめると、
人をほめられる人っていうのは、2パターンありますと。

一つは、いいと思ったことをちゃんと口に出して伝えてあげられる人、
これはちゃんと伝えてあげることで、相手も喜ぶし、人の未来を良い方向に変える可能性もあるので、ちゃんと言ってあげようねってことで、

もう一つは、人の良さに気づける人。
これはハードルを下げて、1ミリでもいいと思ったところを褒めてあげようねってお話でした。

というわけで、本日は、「人を褒めることができる人。できない人。」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる、キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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