コミュニケーション論

人を比較して評価しない

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、現役広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

さて、本日はですね、「人を◯◯して評価しない」というテーマでお話させていただきます。

いつも通り結論から言いいますと、「人を比較して評価しない」ですね。

たとえば、あなたが部下とか後輩に、「もっとこうした方がいい」「こう改善した方がいい」とか、注意とかアドバイスしたい時ありますよね。

で、もう結論でも言ってる通り、この時の地雷が、人と比較をする、他の人を引き合いに出すアドバイスをすることですね。

たとえば、同じ部署に、注意する相手(部下とか後輩)とは別のAさんという方がいるとしますよね。そのAさんを引き合いに出して、「Aさんは、できてるよ」「Aさんは、こうやっているよ」とか、別のAさんを引き合いに出して注意することですね。

で、これが、誰もが認める雲の上のエース的存在のAさんだったらいいんですよ。
相手もAさんのことを尊敬している場合ですね。
それだったら問題はないです。

多くの場合が、相手と近い存在の人を比較しちゃうんですね。

相手と仲良い人とか、同期とか。ちょっと先輩とか。
これがまずい。

相手と近いAさんと比較して、「Aさんはキミと同期なのにできてるよ」とか、雲の上のAさんの場合でも、「Aさんは一年目からできてたよ」とか。

これね、言われる側の人ってめちゃめちゃ嫌なんですよね。
これ、言われた方は、言われた瞬間に、大きな劣等感が押し寄せてきて、一気に落ち込むんですよね。

自分がただ注意されるのは平気でも、人と比べられるのはすごく嫌なんです。

で、ここまで聞いて、
「いや、そりゃそうだろう。当たり前じゃん。私はそんなことしない」
って思った方もいらっしゃると思いますが、
「本当ですか?」「本当にやってませんか?」ってツッコミたくなるくらい、これ、けっこう多くの人がやっちゃうんですね。

で、それほど、相手を注意したり、アドバイスするときって、他の人の例を上げた方が説明しやすいですし、これを我慢するのってけっこう難しいんですよ。

なので、アドバイスする側も、悪意はないんですね。
アドバイスする側としては、相手の身近の人を例に出した方が、「わかりやすいんじゃないか」とか、「競争意識とか自立心を刺激できるんじゃないか」って思っちゃうんですよね。

ただ、これ断言しますけど、比較して、いいことは一個もないです。

相手のモチベーションを下げるだけじゃなくて、下手したらあなたに対しての敵対心すら感じてしまう可能性があります。

これに関しては、僕も大きな失敗経験があるんですよね。

僕学生時代に自分で事務所経営みたいなことをやってたことがあるんですけど、僕のアシスタントみたいな人がいて、その人に、他の人と比較して注意しちゃったんですね。
他のバイトの人ができてて、その人ができてなかったので、「〇〇さんはできてるよ」って言ってしまったんですね。
その後が大変。まあその時、メンバー全員若いのもあったんですけど、僕の人望とか求心力みたいのが地の底まで落ちて、チームが一時的に崩壊状況になりましたね。

これはねえ、もう身を持って勉強しました。

こんな偉そうなこと毎日配信してるんですけど、僕なんて今言ったように、失敗の連続でございます。
そのたくさんしてきた失敗からですね、学んだことこうやってお届けさせていただいております。

で、話をまとめると、人にアドバイスする時は、他の人を引き合いに出すな。特に相手の身近な人は引き合いに、ということですね。

というわけで、本日は、「人を比較して評価しない」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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