コミュニケーション論

人を括って判断しないようにしよう。

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、現役広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

さて、本日はですね、「人を括って判断しないようにしよう」というテーマでお話させていただきます。

人を括るっていうのは、どういうことかっていいますと、
たとえば、わかりやすいとこでいうと、
「血液型が何型の人ってこうだよね。」とか、
「長男の人ってこうだよね、とか末っ子の人ってこうだよね」
「どこどこ出身の人って◯◯だよね〜」
みたいな感じで、ある特徴にさも傾向や法則があるかのように言うことですね。

仕事でも結構あって、この業界で働いている人はこんな特徴あるとか、
営業職はこうだとか、まあまあそんな感じですね。

こういうこと言ってる人って、何を基準に言っているかというと、まあ自分がこれまでの人生の中で出会った人を基準に言っているだけですよね。

で、その出会ってる人数も、別にたいしたことないじゃないですか。
ある程度、出会いが増えてくると、過去のデータから共通点を発見して、早速法則化するという。
これね突出して多いわけではなくて、中途半端に多いからこうなっちゃんですね。さらに突き抜けて、出会いが増えて、母数が増えれば増えるほど、例外が見つかって、その法則は成り立たなくなって、そうすると、滅多なこと言えるなくなるんですよね。

で、百歩譲って、多少の傾向があったとしても、例外の人がいる時点で、その情報ってもうあまり意味ないがじゃないですか。
括ってる人の認識がそうなだけで、他の人が、「それ違います」って言ったら、もう議論終了じゃないですか。

そういう括る人って、その人の頭の中に、カテゴリーみたいなのが何個かあって、人と会うと「この人はこのカテゴリー」みたいな感じで、カテゴリーに振り分けていくんですよね。
一種の分類作業みたいな感じですね。

じゃあ、なぜ、こういう風に括る人が多いかっていうと、シンプルに「楽」なんですよね。
括ることによって、その人のことが早々に「わかった気」になれるから。
「わかった気」になって、「この人はこういう人」っていう特定のレッテルを貼ってしまえば、その後の自分の対応する方針が決めれるんで、とりあえず決めておくっていうのが楽なんですね。

うちの会社でも多いですよ。
社内の人間同士で、ある仕事を一緒にすることになった時に、まず自己紹介がてらに入社年次を聞いてくる人いるんですよ。
で、自分が先輩ってわかった瞬間に急にイキり出すんですよね。
会社の人の悪口はやめておこう(笑)

年齢の話で思い出しましたけど、「最近の若いやつは〜」とか言うオヤジとか、まさにこれですよね。
「最近の若いやつは〜」なんて言葉、紀元前の古代エジプト時代の粘土板に書かれていたって有名ですからね。

で、仮に、その括りが、百歩譲って正しいことだったとしても、あんまり会話には出さないほうがいいと思います。

いい情報の括りだけだったらいいですけど、括りってやっぱりネガティブな話が多いので、それ聞いた方はいい気がしないじゃないですか。

話してる相手自体がそうじゃなくても、話してる相手の知り合いで例外がいたら「いやその分類違う」って思われるし、相手の家族の職業とかでそれ該当したら、嫌な気持ちになりますよね。

昔、あるテレビ番組で、ある人が「鍵っ子は性格ゆがんでる人が多い」とか言ってて、僕鍵っ子だったので、まーあんまりいい気はしないですよね。
これは例としてかなり悪い部類の例かもしれないですけども、レベルの大小あれ、そもそも括るってこと自体が、純粋にあまりかっこよくないし、楽しくないので、やめたほうがいいと思います。
僕の判断は、基本的にそれカッコいいか/悪いかなんで(笑)

で、これ系の話で思い出したことがあって、これ僕のちょっと過去の恥ずかしい話なんですけど、
僕大学一年生の時に初めて彼女ができたんですけど、結果的にうまくいったんでよかったですけど、初デートの時に、その子が大阪出身の子だったんですけど、僕その子に、「大阪出身ってことは、やっぱり阪神ファン?」
とか聞いちゃったんですよ。(笑)
もうクソですよね。
「それ凄い偏見」って突っ込まれましたね。
今考えると、めちゃめちゃ恥ずかしいです(笑)
これは悪い見本でございます。(笑)

というわけで、本日は、「人を括って判断しないようにしよう」というテーマでお話させていただきました。

さあ、新しい一日が始まる、キミは何をする?

Freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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