おつかれさま。今日はどんな一日だった?
今日も前回に引き続き、ビジネスコミュニケーションの基本について話したいと思う。
前回、ビジネスコミュニケーションにおいて大切なことは、「正しい情報を伝えること」と言った。
正しく情報を伝えるためには、「事実」と「主観」を切り離して伝える。
その正しい情報を伝えるために大事なことが、「事実と主観を切り離して話す」ことだ。
若手が上司に状況報告をするときに、どうしても事実と主観を交えて話してしまう。
上司が知りたいのは、キミの主観ではなく、今起きている事実。
この時、上司が知りたいのは、主観ではなく、事実だ。
「クライアントへの資料の提出が遅れて相手が怒っていたけど、多分大丈夫だと思います」
この場合、「多分大丈夫だと思います」というキミの考えは、上司からすると正直どうでもいい。
まず、「資料の提出が遅れた」という事実を伝えるのが情報共有だ。
「大丈夫だと思う」というのは、伝え手側であるキミの主観であって、本当に大丈夫かどうかは誰もわからない。
だからこそ、「この大丈夫だと思います」というのは、無責任な一言なのだ。
「資料の提出が遅れてしまいました。
最初、先方は怒っていたのですが、遅れた理由を伝え、理解いただきました。以上が状況になります」 (ここまでが事実共有)
「ここからは僕の主観ですが、最後はありがとう。と言ってくれたので、おそらく先方の怒りの熱りは冷めたと思われます」 (ここが主観共有)
このように話すことが、事実と主観を分ける、ということだ。
まずは事実を伝える、というクセをつけよう。
それによって上司も、今何が起きているかの状況を把握することができる。
さあ、新しい一日だ始まる。キミは何をする?
ABOUT ME