おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
本日は「“上には上がいる”という現実が、進む道を教えてくれる。」というテーマでお話させていただきます。
生きてると、他人との比較っていうのは絶対してしまうと思うんですね。
「他人と比較するよりも自分に目を向けよう」とか言ったりしますけど、
やっぱり他人と比較しないっていうのは不可能で、
人っていうのは、みんな比較しちゃう生き物なんだと思います。
子供の時から、
テストをすれば、自分がクラスの中で何位なのか、嫌でも知らされますし、
スポーツをやっても順位で競うことになると。
これは大人になってからも同じで、
同期のあの人の方が出世が早いとか、学生時代の友達の年収がいくらだとか、
あとは同年代で結婚してないのは誰か、とか子供ができたできないとか。
僕も、今の自分の給料には満足してるクチではあるんですが、
でも不思議なことに、周りでもっと稼いでいる人の話を聞いたりすると、
「あ、俺このままでいいんだっけ?」みたいに思っちゃうときもあるんですね。
なので、競争って仮に勝ち抜いても、勝ち抜いた同士の競争が始まって、
「人との比較」っていうのは終わりがないですし、
知らず知らずのうちに、人との比較で自分の幸せを測ってしまっていると。
じゃあ人との比較や競争が意味がないかって言ったらそんなこともないんですね。
これは他の収録でも話したことなんですけど、
僕小学生の時に地元のサッカーチーム入ってて、その中ではうまい方だったんですけど、
千葉の選抜の練習に参加したときに、自分よりうまい人がたくさん居て、
いい意味で自分の底を知ることができたんです。
もちろんサッカーは好きなママでしたけど、「あ、俺はこれじゃないんだ」って思えたんです。
その後も同じようなことの連続で、
行きたい学校に入れても、自分より頭いい人がうじゃういるし、
社会に出ても、自分より優秀な人がうじゃうじゃして、
痛いくらい現実を突きつけられるんですね。
もちろん、その都度、手を抜いてるわけでは全くなくて、
むしろ全力で誰よりも努力したといい切れるくらいまで頑張って、それでも勝てない人がいるんです。
なので、どれだけ頑張っても「上には上がいる」っていう現実を思い知らされるんです。
でもこれはこれで重要で、
限界まで努力したからこそ、「あ、俺この人には勝てないわ」って、
自分の負けを受け入れられて、
逆にここで、中途半端な努力しかしてなかったら、
「がんばれたら勝てたんじゃないかな」っていう、答えのないモヤモヤをずっと抱えていかなきゃいけないんです。
で、「上には上がいる」っていうのがわかったら、大事なのはここからで、
そんな凄い人に対しても「自分が勝てるポイントは何だろう」って考えるんです。
その人と比べて、自分がすべて負けているかって言ったら、そんなことはないはずなんです。
たとえば、仕事でも、僕より頭の回転早い人はたくさんいるし、
僕よりプレゼンうまい人はたくさんいるんですけど、
ただ、僕がスタエフで話しているような内容は、
その人では話せなくて、僕じゃないと話せないんです。
僕、スタエフミスチル部っていうのをやってるほどミスチルが好きで、
ミスチルの中でも「皮膚呼吸」っていう曲がめちゃ好きなんですけど、
曲の中に、「僕にしか出せない特別な音がある」って歌詞があって、
その歌詞がめちゃくちゃ好きなんです。
この前、僕の放送を聞いてくださっている人が、
「僕の放送をいつも楽しみにしている」ってことを言ってくれて、
めちゃくちゃ嬉しかったんですよね。
それこそ、この放送こそ、僕にしかできないことなので、
もっともっと頑張ろうと思いました。
自分より優秀な人がいるのは確かなんですけど、
それはそのレールの上で比較した場合であって、
レールを変えてしまえば、競争相手のいない、自分だけの競技ができて、
それを喜んでくれる人がいるわけなんですよね。
なので、話をまとめると、
まずは目の前のことに全力で努力し尽くした上で
人と自分を比較して凹んだりする場合は、
「自分にしかできないことってって一旦何なんだろう」っていうのを
と考えてみるのがいいんじゃないかと思います。
というわけで、本日は「“上には上がいる”という現実が、進む道を教えてくれる。」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。