ボールを持たず、キャッチボールの回数を増やす。
おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
さて、本日はですね、「仕事が早い人は、ボールを持たずに◯◯の回数を増やす」というテーマでお話させていただきます。
これはですね「仕事が早い人は、ボールを持たずにキャッチボールの回数を増やす」ですね。
で、仕事が早い人の特徴は、まさに、これですね。。
どういうことかって言うと、基本的に、日々の仕事っていうのは、2種類しかないんです。それは、
・自分で作業する仕事
・人に連絡する仕事
この2つです。
試しに、今日か明日の、仕事のTODOリストを見てください。
そもそもTODOリスト作ってない人は絶対作ってくださいね。
仕事のヌケモレが多い人はTODOリスト作ってないことが原因なので。
で話を戻して、「自分で作業する仕事」と「人に連絡する仕事」のどっちかに必ず分類されます。
じゃあ、ここで質問です。急に来ましたよ(笑)
「自分で作業する仕事」「人に連絡をする仕事」
どっちから手をつけるべきか、わかりますか?
またそれはなぜですか?
これ、「いや、そんなの当たり前じゃん」って感じで、普段から意識している方であれば、全く問題ないです。
ただ、この質問の答えがわからない方がいたら、これめちゃくちゃ大事なので、もう今日覚えて、今日から使っていただければと思います。
どっちから手をつけるべきか、ですが、答えは一択で、「人に連絡をする仕事」です。
じゃあなぜか?ここが大事です。
なぜかと言うと、「誰かに連絡する仕事」を先にやると、その要件が相手に伝わりますよね。で、その要件を聞いた相手がそこから動きますよね。
なので行動の主体が相手に移ったわけなんです。で、また相手が何かを確認して、自分に連絡が返ってくるかもしれない。
この連絡して返ってくるまでの間に、さっきのもう一つの「自分で作業する仕事」ができますよね。
なので、自分の作業は進めつつ、連絡した方も相手にボールが渡って相手が動いてくれている、つまり2つの仕事が同時に動いているんですね。
逆に「自分で作業する仕事」を先にやっちゃうと、もう一方の誰かに連絡する仕事は止まったままですよね。
というか、自分が止めてて、連絡待ちの方は何も動けない状態ですよね。
で、仕事って、サッカーのパス回しとか、野球のキャッチボールみたいに、チームでボールを回して進めていくんですね。
よく仕事で、今誰がやらなきゃいけない状況なのかを表す言葉として、
「誰がボールを持っているか」という表現をしたりしますが、ボールの流れを止めてしまうと、ゲーム自体がストップしちゃうんですね。
ボールが来たら、すぐに投げる
なので、大事なことは、自分にボールが来たら、
自分がボールを持つ時間を最小限にして、すぐにボールを投げてしまうことですね。
一番よくないのは、自分がボールを持っている時間が長いことですね。
ボールを持つことで仕事のクオリティは上がらないですし、自分で限界まで考え続けるよりも、人と意見交換をした方がよい考えができるものなので。
キャッチボールの回数に、クオリティは比例する。
すべてのプロジェクトは、キャッチボールの回数が、パス回しの回数が多ければ多いほど、プロジェクトは進んでいき、クオリティも上がっていきます。
ボールを投げてしまえば、ボールは他の人に移るので、自分の手は空きますよね。手が空いた時間に、自分がやらなきゃいけない作業をやるんです。
もうこの繰り返しですね。連絡してボールを相手に渡す。相手のボールが返ってくるまでの時間に作業をする。
キミがどう思われるかより、進めない方が悪。
来たボールを投げられない理由の一つとして、
「こんなこと聞いたら変に思われるかな…」とか、
「依頼したら嫌な顔されるかな…」とか、
自分が嫌に思われないか、気にしすぎてしまうっていう人もいるかもしれませんが、自分がボールを持って、仕事が進まないことの方が最終的に自分の首を締めてしまうことにあります。
自分なりに考えたら、すぐ投げる。
ただ、ボールを投げるときに一つだけ注意するとしたら、
ちゃんと自分で考えを持った上で投げるってことですね。
そのボール自体、たぶん他の人から来ているボールであって、その内容をきちんと確認せずに、そのまま人に投げちゃったら、ボールを受け取った方は何を聞かれているのかわからないかもしれない。
だから、自分にボールが来たら、その内容を理解して、その中のどこ部分を人に連絡すべきなのかを明確にして、それができたらすぐ投げる。
自分の仮説を考えたら、すぐ投げる。
この取ってから投げるまでのインターバルの時間の短さが、その人の仕事の早さです。
インターバルを短くすればするほど、キャッチボールできるターン数が多くなりますよね。
ターン数が増えれば増えるほど、皆の疑問点はクリアになっていって、仕事が完結するスピードも早くなるし、何かを作り上げるクオリティも高くなるってことですね。
話をまとめると、来たボールはすぐ投げろ。その合間に作業しろ、ということでした。
というわけで、本日は「仕事が早い人は、ボールを持たずにキャッチボールの回数を増やす」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?