おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、現役広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」というものを体系化してお届けすることで、みなさんの日々の生活を豊かにできればと考えています。
さて、今日は、「ビジコミIQが高い人は、パイの奪い合いはせず、協力してパイを増やす。」というテーマでお話させていただきます。
ちなみに、ビジコミとはビジネスコミュニケーションという言葉を短縮させていただきました。
みなさんも日々仕事をしていると、イヤな人に出会いますよね。
こちらが協力してほしい時に非協力的な態度を取ってきたり、喧嘩腰のようなコミュニケーションを取ってきたり。
こういう人は、シンプルに言うと、IQが低いんです。
こういう人って、おそらく自分が得しないことはできればしたくない、っていう考え方で非協力的な態度を取って来てると思うんですけども、それって実は長期的な目線でいうと、実は損してるってことがわかってないんですね。
すべての仕事は周りの協力あってこそ成り立ち、また相手にいつか協力してほしい場面が必ず来る。
サラリーマンであれば、一緒に仕事をする相手を選べないことも多々ありますが、やはり仕事相手と「協力関係」を結べる人が、ビジコミIQが高い人って言えると思います。
なぜならば、ビジコミIQが高い人は、「基本仕事というものが、周りの協力があってこそ成り立つことを理解していて、一人で完結することができないってことをわかってるんですよね。
仕事を進める上では人間関係などの関係値を良好に保つことが非常に重要であることを理解しているからです。
仕事をしていると、いつか必ず、自分が困って、人に手を貸してほしい・協力してほしいっていう場面が必ず巡ってきます。
その時に、相手と仲が悪いと、お願いできず、自分が損をすることになります。
なので、人に対しては、基本敵を作らずに、協力して恩を売っておくのが、生存戦略としては非常に有効なんですね。
恩は売って、信頼を貯めておく。
できれば、「いつか恩を返してもらう前提」とか「GIVE&TAKE前提」のように、自分に利益があることが判明しないと動けないのではなく、まずGIVEをしてあげることで、自分に対する信頼が作れることが大事ですよね。
もうこれができるかできないかで、優秀な人とその他の人を分けるって言っても過言ではないと思います。
回収を急いではいけないっていうことですね。
「協力しても自分にはメリットがない」と思うのは、物事を短期的にしか見れていないんですね。
たとえばあなたが助けた相手がいたとして、今すぐには恩返しができなくても、頭には残っていて必ず恩返しをしてくれます。
なので、まずは、あなたの信頼を積極的に貯めていく、ってことから始めてみると。
人に恩を貯金するみたいな感覚で、すぐに返されなくても、たくさん貯めていくと。これ、「7つの習慣」という本でいうと、「信頼残高」とい言葉を使っていたりします。
たくさん信頼を貸しておく。それが多ければ多いほど、利子がついて大きくなって戻ってくるので、たくさんGIVEしておくってことが重要ですね。
協力すると、自分にない視点を取り入れることができる。
人と協力することは、それ以外のメリットもあるんですね。
人と協力すると、やっぱり他人って自分が持っていない視点を持っているので、違う視点でアドバイスくれたりすると、仕事の質が格段に上がります。
そうやってお互いの仕事の成果を高められるんです。
お互い協力できれば、Win-Winの関係を築けますし、逆に協力できない場合は、Lose-Loseとなってしまいます。
世の中には、Win-Winの関係を築ける人と、Lose-Loseの関係しか築けないっていう、2通りの人しかいないと思います。
たとえば、会議とかでも、「大人の対応」といえるような、的確で誰の気分も害さないことを言える人がいますよね。
こういう人は、Win-Winの原理をわかっていて、バトルすることに意味がないことがわかってるんですよね。で、みんなの意見を「いいとこ取り」して、全体を前に進めることができるんですね。
Win-Winの関係を築けない人、短期的な判断しかできない人、一緒に仕事する相手を敵とみなしてしまうんです。
一緒に仕事をする人というのは、敵ではなく、同じ船に乗った仲間だと思ってください。なので、仲間同士で喧嘩してたら、お互いどこにも進めないんですね。
パイの奪い合いではなく、協力してパイを増やす。
相手を敵とみなしてしまう人は、同じ量のパイを奪い合っているという感覚なんですね。だから自分が取れば相手の分が減って、逆に相手が取れば自分の分が減るっていう感覚でいるんです。
仕事で重要なのは、パイを奪い合うんではなく、協力してパイの総量を増やしたり、新しい食べ物を取ってくることなんです。
たとえば仮にですけど、あなたが魚を取ることが得意で、相手が稲を取ることが得意であれば、それぞれがその得意分野の食料を取ってきて、それをお互いで分け与えれば、両方にメリットがあるんです
なので、限られた量のパイを奪い合うと、単純に両者とも損をする構造です。物事を短期的にしか見れない人は、シンプルにIQが低いんです。
これは物々交換の考え方に少し近く、あなたが何かをあげれば、対価としてあなたがほしいものがもらえるんです。
もちろん、Win-Winだと「二人とも勝ち」なので、あなたとお相手との間で勝敗っていうのは特にありません。
「どうしても勝ちたい」のならば、その相手との間ではWin-Winの関係を保ちながら、他の方ともWin-Winの関係を結んでください。
Win-Winの関係を多くの人と築くことができれば、自分のWinの合計値が大きくなるので、周りより一つ抜けられるってことになります。
以上、長々と話してしまいましたが、まとめると、Giverになることで、Win-Winの関係を築くことができ、Win-Winの関係を多くの人と築けた人が最後に勝つよね、という話をさせていただきました。
以上、本日は「ビジコミIQが高い人は、パイの奪い合いはせず、協力してパイを増やす。」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。