コミュニケーション論

【レター回答】「人と話すと顔が赤くなってしまう」

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おつかれさま。今日はどんな一日だった?

どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。

このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。

今日はいただいたレターの回答をしたいと思います。

いただいたレターを読ませていただきます。
「僕は一時期、人と話したら顔が赤くなって悩んでました。そういう方ほかにたくさん居ると思います。何かアドバイスありますか?」

ということで、「悩んでました」ってことは一応はもう乗り越えたんですかね。で、「人と話したら顔が赤くなって」ということなんですけども、「人と話す」というのもいろんなシチュエーションがありますよね。
仕事で初対面の人と話すとか、あとは質問者さんは男性なので、女性と話す時にアガってしまって赤くなる、とかですかね。

まず、大前提で覚えておいてほしいのは、これは質問者さんだけじゃなくて、皆同じなので、「自分だけ変」みたいな感じでは全然思わない方がいいですね。
もちろん、程度の差はあるんですけども、これは遅かれ早かれみんな味わうことなので、本当にそれをいつ経験するかってだけなんですね。
その上で、みんな慣れていって解決していくと。

なので「心配要りませんよ」ってことなんですけども、ただ、それだと答えになっていないかもしれないので、差し迫っている目の前の問題を解決するための方法をお話したいと思います。

まず、顔が赤くなるっていうのは、そのこと自体に慣れていなくて、恥ずかしい気持ちになって、顔が赤くなるってことだと思うんですけど、例えば、あまり女性慣れしていなくて、いざ女性を目の前にして話すと、アガってしまうとか、そんな状況だと思うんですね。

そこで、緊張しないための具体的な方法を、2つご紹介したいと思います。

まず、一つ目は「そのものの立ち位置を変える」というか、その緊張の理由であるイベントを「自分の中での意味合いを変える」っていうことですね。
具体的に言うと、そのイベントをこの先の人生の練習だと思うことです。

たとえば、明日女性とデートの予定があるとして、その時に緊張しないようにするためには、明日のデートを、何かの練習だと思うってことです。
で、夢のない話で申し訳ないんですけども、明日のデート以外にも、その先の人生で星の数ほどの女性とは出会うじゃないですか。なので、この先出会うステキな女性のための練習だと思うってことです。

これ言っちゃうと、明日会う相手に失礼かもしれないんですけども、それで明日あなたが落ち着いて話せて、相手も楽しめれば、結論お互いハッピーじゃないですか。
でよく、どうでもいい異性からは好かれて、好きな人には好かれない理由の一つとして、好きな人だとアガっちゃって、どうでもいい人はアガらないから余裕を出せるってこともあるんですね。

で、今行ったこの「練習」って思う作戦は、どんな時でも使えます。
1対1で話す時も、大勢の前でプレゼンするときも、それ自体が練習って思っちゃえば、「もう失敗して当たり前」っていう心構えでできるので、「失敗したらどうしよう」っていう緊張はほぼほぼなくなります。

で、2つ目の方法は、ベクトルを自分から相手に移すって方法です。
で、この方法は、緊張した時の対処法ってよりは、普遍的な考え方なので、これを期に身に着けていただければと思います。

で、そもそも緊張の正体をお話したいと思うんですけど、緊張っていうのは、「相手から自分がどう見られているか」とか「うまくいくかどうか」っていう心配で、つまりベクトルが自分に向いてるんですね。
言い方変えると、自意識過剰ってやつなんです。

「この髪型変じゃない?」とか「この格好変じゃない?」とか、誰かに言われた時に「いやいや、誰も見てないから!」って言いたくなるときあるじゃないですか。

なので、自分がどう見られているか、っていうのを気にするよりも、相手を見る。相手に興味を持つってことです。
自分がどう思うとか、どう楽しむかっていうのを一切捨て去って、その場のミッションを「相手を楽しませる」ってことに集中するんです。

「相手をどうやって楽しませるか」って考えて会ってみてください。
そうすると、緊張してる暇ってなくなるんですよ。
次こうしようとか、頭の中が忙しくなるんですね。

それでも、何をすればいいかわからなかったら、まず相手に質問してみてください。
一回質問しちゃえば、段々相手のこと知りたくなってくるはずなので。
で、質問の仕方については、昨日の収録でお話したので、よかったら昨日の収録も聞いてみてください。
できればゲーム感覚で、相手と自分の共通点がないか、っていうのを探すような質問してみてください。

話をまとめると、そもそもみんな通る道だからそんなに気にしなくていいよっていうのと、
あとは、緊張しない方法は、2つありますと。
1つ目は、そのものの立ち位置を変えること。具体的には、それ自体を今後の為の練習だと割り切っちゃうことですね。
2つ目は、ベクトルを自分から相手に向けて、自分がどう思われるかっていうのを忘れて、相手を楽しませるってことだけに集中する。まずは相手に質問してみることから始めてみてください。

というわけで、いただいたレター、「僕は一時期、人と話したら顔が赤くなって悩んでました。何かアドバイスありますか?」の回答をさせていただきました。

さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?

freeでした。

ABOUT ME
とある広告マン “ free ”
慶應大学商学部卒。大手広告代理店に所属。 学生時代に対面コミュニケーションを学ぶため、家庭教師の訪問販売の仕事にチャレンジし、売上ゼロから1年間で全国1位の売上を記録。 大学卒業後、大手広告代理店に入社。 グローバルIT企業、食品メーカー、家電メーカー、大手教育会社、メガバンク、のCM制作などマーケティング施策を担当。 自身の仕事の挫折経験とそれを乗り越えた経験から、20代を中心に次世代を代表する人材を育てるための「ブログWING」をスタート。

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