おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある広告マン「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
僕、このスタンドFMをやっていることを、あまりリアルの知り合いとかには話していないんですけど、
会社で仲良い人に、一人教えたんですね。
で、その人が僕の放送聞いてくれたみたいで、その感想を聞いたところですね、
僕、内心褒められると思ったんですけど、
そしたら、その感想が、「普段の僕の声と全然違う」と。
「普段の僕の声より、やけに優しくて、なんか聞いてはいけないものを聞いてしまったみたいな感じになったらしくて、最初の数秒ですぐ切ったらしいんですね。(笑)
僕あまり普段と声変えてる意識まったくなかったので、驚いたんですけど、
まあさすがに、「今日はどんな一日だった?」とかは実生活では言わないですけど、
普段の僕を知ってる人だと違和感あるのか〜と思って、
ラジオもなかなか奥が深いな〜と思いました。
というわけで、本日は「「知らんけど」の一言で台無しになる。」というテーマでお話させていただきます。
今日からですね、一本分の収録の長さを、短くできるものは短くすることにチャレンジしていきたいと思います。
今まで大体、1本5分〜10分くらいが多かったんですけど、5分以内で話せるものは5分以内に収めていきたいな〜と思っています。
で話を戻して、「知らんけど」っていう言葉なんですけど、
これ、何かを発言した後に、話の末尾に「知らんけど」を付け足すやつで、
たとえば、「誰々ちゃんはこういうことに向いてると思うよ。知らんけど」って言ったりするやつですね。
今の話は、誰々ちゃんに向けての言葉でしたけど、
今の話のように誰かに向けた言葉ではなくて、
自分の話をして、それに対して知らんけどって自己完結するのは別に問題ないと思います。
ただ、さっきみたいに、相手に向けてアドバイスとかをするときに、
その末尾に「知らんけど」をつけるのは、必要なくない?って思うんですよね。
その一言を足すことで、
「僕には関係ないけどね」とか「どうなろうと知ったこっちゃないけどね」みたいに、
突き放すような、冷たい雰囲気が出ちゃうんですよね。
なので言われた方としては、
「この人、真剣には考えてくれない人なんだ」とか「親身にはなってくれないんだ」とか思っちゃうと。
特に、僕が見た中では、男性から女性に向かって言ってることが多いような気がしていて、
これ、言う側としては、悪気はなく言ってると思うんですね。
よく子供の時とかに、男同士でバカとかアホとか言う軽いノリを、女性にも言ったりするのって、大人になるとあまり良くないって段々わかってくるじゃないですか。
それと同じようなノリだと思うんですよね。
でもこの「知らんけど」を使うのは、相手を喜ばせる言葉ではないし、特別面白くもないですし、あまり言うことに価値がないセリフだと思います。
じゃどうすればいいかって言うと、単純に「言わない」っていうのが良いと思います。
「知らんけど」を言う前までは比較的良いことを言ってるはずなので、それを言わないってだけで、受け取る側の印象はかなり変わると思います。
あとは、ちょっと違うんですけど、同じように、
言ってる側は悪気ないけど、相手を寂しい気持ちにさせる言葉として、
「じゃいいです」みたいな言葉もあったりして、
「知らんけど」もそうですけど、こういった言葉は、「あなたに興味ない」みたいな、ちょっと突き放す冷たいメッセージに受け取られてしまうことがあるので、気をつけてくださいね、という話でした。
というわけで、本日は「「知らんけど」の一言で台無しになる。」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。