おつかれさま。今日はどんな一日だった?
どうも、とある「free」がお届けするコミュニケーションの学校です。
このチャンネルでは、今まで学校で教わってこなかった「コミュニケーション」についてお話することで、みなさんの生活のお役に立てればと考えております。
今日カフェで作業していて、向かい席の赤ちゃんと目が合って、微笑みかけたら笑ってくれたので、調子に乗ってもっと笑わせたくなってですね、どうしてもやってみたい変顔を初トライした所、まるで鬼を見たかのような感じで泣かせてしまって、その後すぐに無難な笑顔に切り替えて、笑顔を戻してくれたので一見落着だったんですが、その変顔は赤ちゃんに二度としないと誓いました。
さて、本日はですね、「“そんなとこ褒めてくれるの?”と言われるのが本当の褒め力。」というテーマでお話させていただきます。
褒めるっていうと、多くの人は、わかりやすいアウトプットを褒めることが多いんですね。
たとえば、仕事で営業成績が1位になった。
あとは単純に容姿の問題で、かわいいとかカッコいいとか。
これは、誰にでもわかりやすい話で、言われる方も褒められなれていると。
で、今日の話は、わかりやすい部分以外には、どんな所を褒めることが価値があるかって話をしたいと思います。
ただ、大前提として「わかりやすい所を褒める」っていうことを否定しているわけではないです。
もちろん、褒めるのと、褒めないのでいうと、たとえわかりやすい内容であっても、褒められて嬉しくない人はいませんし、褒める人の方が100倍良いので。
その上で、どういう所を褒めるのが価値があるかというと、「誰も気づかない、もしくは見ているけど気に留めていない、本人がやっている努力」のことです。
で、これは、褒められた側も、救われた気分になるんですね。
たとえば、仕事で営業成績が1位になった時は、みんなが褒めてくれますよね。
ただ、その時に、一人だけ、
「お前はいつもお客さんに手紙を送っていたよな」
「メールはこういうとこに気をつけてるよな」
「何かあったらすぐに駆けつけてたよな」
とか、そういう泥臭い部分に気づいて言ってもらえると嬉しいものなんです。
できれば、目に見える成績が出ていない人に対しても、そういった毎日のインプットを褒めてあげると、救われた気分になるので、心が折れてしまう人をかなり減らせると思います。
あとは、チームの中には、必ず目立たい縁の下の力持ちみたいな人がいて、ただやっぱり表彰されがちなのは、数字を取ってくるエースになっちゃうんです。
でも縁の下の力持ち的な人は、目立った活躍はできないけど、チーム内の雰囲気を良くするために、いつも周りへの声掛けを欠かさなかったりすると。
できるリーダーは、そういう人の頑張りも見逃さないんです。
だから、強いチームを作ることができると。
プライベートでも、わかりやすい場所とかだけじゃなくて、その人が影でいつも心がけているような、
「いつも相手の話否定しないよね」
「弱音吐かないよね」
「仲間はずれが出ないように声かけてるよね」
とか一見当たり前にやっているように見えることでも、その人なりの考えとか哲学からやっているものが多かったりするので、その影の努力や気遣いに気づいてあげるのが大事ってことですね。
そういうところを褒めるには、相手に感情移入というか、憑依しないとできないんです。
で、そういう所を褒めてくれる人に対しては、褒められた側は「自分のことをちゃんと見てくれている」って安心感とか好感を持るんですよね。
一見うまく行っている人間関係は、目に見えない幾千の努力や気遣いがあって、そこに気づいて褒めてあげられるのが、本当の褒め力ってことです。
話をまとめると、目に見えやすいアウトプットの部分は、わかりやすいので皆褒めがちですけども、
影のインプットの部分であったり、その人が淡々とやっていることって、あまり気づかれないけど、本人はすごく考えて行動してる部分ですと。
そこを気づいて褒めてあげると、言われた方は救われた気持ちになるのと、言ってくれた相手に、「この人ちゃんと見てくれているんだ」って共感を覚えてくれるので、価値の高い行動ですよって話でした。
まとめが凄く長くなっちゃいました。
というけで、本日は、「“そんなとこ褒めてくれるの?”と言われるのが本当の褒め力。」というテーマでお話させていただきました。
さあ、新しい一日が始まる。キミは何をする?
freeでした。