おつかれさま。今日はどんな一日だった?
キミは普段、ある案件を任されてクライアントとやり取りをしたり、部署内での毎週の定例会議に参加したりと、さまざまな作業をこなしていくと思う。
そんな中、たまに若手でこんなことを言い出す奴がいるんだ。
「この仕事は何の意味があるんですか?」
「この仕事は成長できなそうだから、僕はやりたくありません」
「この毎週の定例会議は時間の無駄ではないでしょうか?」
賢いぶったカッコつけの若造がイキって発言しててイタいとしか言いようがない。
仕事というのは、学生時代のお勉強とは違い、絶対的な一つの答えは存在しない。
同じ仕事を経験しても、1しか学ばない人もいれば、100学ぶ人もいる。
人から答えを教えてもらえないものなんだ。
上のようなことを言う奴は、一見自分の頭で考えている人間に思えるかもしれないが、実は学生自体のお勉強のように、決まった答えを人から与えられないと動けない「マニュアル君」なんだ。
目の前の仕事の意義についてグチグチ言うのではなく、
「目の前の与えられた仕事から自分は何を学べるのか」を自分なりに考え、目の前の仕事に没頭する。
グチグチ言ってる奴は、目の前の仕事から学べないだけでなく、
素直さの欠如とその生意気な態度で、周りから疎まれる。
でも疎まれても、なぜ自分が疎まれてるのかは気づけない。
大人の社会ってのはそういうとこなんだ。
疎まれる理由は誰も教えてくれない。
人から疎まれてしまうと、かわいがってもらえなくなる。
かわいがってもらえなくなると、自分に何も教えてもらえなくなる。
自分に教えてもらえなくなると、成長が止まる。
これによって周りの同年代との差がどんどん差がつき始める。
わかったかな?社会人というのは、周りから可愛がられてナンボなんだよ。
カッコつけて正しいようなこと言っても、所詮キミ一人でできる仕事なんてたかが知れている。いやむしろ、キミ一人でできる仕事なんて皆無と言っていいだろう。
若手のキミが考える正論なんて大したことじゃないんだ。
正論なんて言うより、周りから与えられる仕事に前向きに取り組み、そこから意味を見出していこう。そして周りから信頼を集めていこう。それがキミの次のステップにつながるんだ。
さあ、明日はどんな一日にしよう? 夜明けはこれからだ。